オロドウ日記

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マイカルとイオン

動画アップしました!

今回はマイカル関連のブログです。

 

 

 

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なぜイオンが手を上げたのか?

動画で一悶着あった上でイオンに決まった話をしましたが、今回はもう少し掘り下げます。

当時のイオンは小売業界の再編を目論んでいたのだと思います。デフレ経済に移行後ニーズの変化して、大量生産大量消費の時代から一人一人のニーズに応える時代になっていきます。その時代の流れを読んで増加したのが専門店の集合体のショッピングモール、商圏が小さいが他店舗展開できるコンビニや24時間スーパー等が台頭してきました。そんな中イオンの岡田元也はダイエー、ヤオハン、そごうの経営危機が表面化してきて、国内の小売りへの信用の危機があると認識しました。小売は従業員、取引先や地域社会などの様々な信用で成り立っている為これは大きな問題でした。その為、イオンは名乗りを上げたようです。

会社更生法に切り替えましたが経営陣の多くは自分が残れる民事再生法を望んでました。しかし他店舗展開を実施するためと財務状況をよく見せようとして行った飛ばしが、権利関係を複雑にして、手を出せなくなりました。その結果会社更生法に切り替わりました。

上から目線の民事再生法?

そもそもマイカル側は立ち位置を間違えてます。スポンサービット方式(入札方式)にしましたが、前提としてウォルマートがマイカルのスポンサーにノリノリで値をつり上げるために実施したのではないでしょうか?入札に勝ったものをスポンサーにしてあげるという勘違いで会社更生法に急遽切り替えるという失態を犯したのだと思います。

11月末日には大きな支払いが控えているため、猶予はありませんでした。地域ごとに分割して再建というのもできれば避けたかったのもあり、スポンサーは限られていました。そして手を上げてくれたのが、イオンです。

マイカルとイオン

マイカルとイオンはかつてのライバルです。大阪に本社を置くマイカルと千葉の幕張に本社を置いているイオンで東西で別れており、同じ時期に合併によって生まれた連合組織という境遇も似ております。

異なるのは大きくわけて二つ、消費者のニーズを読み取り、様々な形で進化したイオンとデフレ経済以降も変わらない商売を続けたマイカル。イオンは岡田屋の岡田家が代々代表を務めており非常に安定した経営を行っていましたが、マイカルはハトヤの社長の西端行雄に続き、次は小林商店から小林社長から宇都宮、四方、山下と倒産に近づくにつれ社長は安定しませんでした。変えるべきものと変えるべきではなかったものが、あべこべだったのでしょうか?

 

当時サティが近所にあったけど、

倒産前は確かに廃れてたのを思い出したなぁ

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2000年前後で小売業界で不振だったところは

一気に表面化して潰れていったよな

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ところで俺の動画で女性の視聴者が

5%超えたことがないんだけど、どういうこと?

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                          もう諦めろよ、どうせなんも生まれないだろうし・・・

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