前回AIを使った会計システムが熟練の経理を必要としないシステムだったと紹介しました。じゃあ今後経理の仕事はなくなるのか?
47%の仕事が機械に奪われる
2013年にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が今後10年~20年で47%の仕事が機械に変わると発表しました。さらに機会が奪う職業ランキングも丁寧に付記されてました。
- 小売店販売員
- 会計士
- 一番事務員
- セールスマン
- 一般秘書
- 飲食カウンター接客係
- 商店レジ打ち係や切符販売員
- 箱詰め積み降ろしなどの作業員
- 帳簿係などの金融取引記録保全員
- 大型トラック・ローリー車の運転手
- コールセンター案内係
- 乗用車・タクシー・バンの運転手
- 中央官庁職員など上級公務員
- 調理人(料理人の下で働く人)
- ビル管理人
50位まで見ましたが、私の職業も入ってました(笑)。労働力が足りなくなっている昨今この話題は救世主と国内では見られており、IT革命を超える産業革命に相当するとも言われております。実際にペッパーなどのディープラーニングを行うAIが注目され、ハウステンボスのホテルで実際にロボットホテルというものも存在しております。現在では珍しく話題性もあり広がりつつあります。さらには2045年あたりには日本だけでも121兆円規模の市場規模が期待されております。
これからの若者はピンチ?
40代~50代には将来楽できるという期待が高まりつつありますが、20代~30代にとっては死活問題となります。働く先がなくなるからです。簡単な仕事はもちろんかなり少なくなることが見込まれております。世界最大EMSの台湾フォックスコン(鴻海科技集団)はiPhone・iPadの製造をロボット化して11万人を5万人にすることができ、6万人もの人員を削減できたとの報道がある。AmazonもAmazon Goという最初はポケモンGoのパチもんかと思わせるような名前の無人コンビニを開発して話題を呼んでいる。この無人コンビニが一般化すれば店員の需要はかなり少なくなる。自動運転技術も進歩が進んでおり近年には完全自動運転が実現するのではという話しもあります。(ちょっと難航気味ですが)
クリエイティブな仕事も危ない?
ディープラーニングの技術が進み人工知能は想像以上に進歩しています。クリエイティブな仕事の分野にも出てきた。AIが作曲したり、AIが映画を作ったり、ポエムを書いたりという実験もされたようです。失敗したケースも多いようですが。しかしながらクリエイティブな仕事もできることが証明されました。つまり人間には何の仕事も残ってないのでしょうか?
次回に続きます。