オロドウ日記

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アニメ製作会社のアートランドが逝く

アニメ制作会社って暗い話が多い気がする。

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概要

アニメーションスタジオ・;アートランドが6月30日に倒産。負債総額は2016年12月期時点で2億9800万円。年商は2015年11月期で2億8900万円ですが、2016年11月期には納品の延期などが重なり9392万円と大幅ダウンしました。

債務整理を弁護士に一任しています。2010年にアニメーション制作会社として会社分割によって設立。元々はマーベラスエンターテイメントの子会社だったそうです。蟲師シリーズや家庭教師ヒットマンREBORNなどの作品も生み出し、それなりの実績を積んでいました。

 

製造原価に締める外注費の割合は約9割にものぼり、欠損計上が続いていた。中国系列のアニメ制作会社が株式取得して、リストラを実施するが結局倒産に至りました。

倒産速報 | 株式会社アニメーションスタジオ・アートランド

ネット上の噂

共同制作をしていた「sin 七つの大罪」もテレビ放映しているがとうとう万策尽きたのでしょうか、倒産してしまいました。この作品は2度の総編集を行うというまずい状況でアートランドがかなりヤバイという噂は流れていたようです。

一応あくまで債務整理で破産申請しないで債務調整の方向でいくようです。現在でも普通に業務は行われているとのことです。

質にこだわったことにより採算が取れず赤字が続くという企業としてありえない状況だったようです。

推測

恐らくはアニメ業界全体で急激な作品量の増加でアニメーターを確保できずに、外注に頼らざるを得ない状況。外注先の単価は上がっていった結果、倒産したのではないかと思います。sin 七つの大罪を製作していたところを見ると、仕事はあったようですが会社のホームページを見たところ去年時点で従業員が11人と少なく、外注比率が9割ということになったのだと思います。

作品数が急激に増えてもアニメーターは急には増えないので、中小のアニメ製作会社は今後も厳しい状況が続くと思われます。以前聞いたのですが、アニメ製作会社で育ったアニメーターは独立する傾向があるため、中小が多いと聞きました。中小のアニメーターは自分たちでのオリジナルのアニメを作るのは難しく利益は他の人達に回るため、苦しい台所事情は変わらないと思います。もっと会社を合併させて規模を大きくしたり、作品数を絞るなど、業界全体で本気で考えないとそろそろアニメ業界はヤバイと思います。

 

アニメがこんなに増えてるのに倒産する会社があるのか!?

今年はアニメ映画もかなりあるのに。

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アニメ企業は零細ばっかだから

どこも厳しんだろうな~

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わかっててなんで合併とかしないの?

大手になれば色々とできるんじゃないの?

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                      クリエイターが集まるのって難しいんじゃないのか?

 

ピクサーみたいな会社もありだと思うんだけどね~。

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