今回はみなさんが期待している武富士の闇について書きたいと思います。
今回はおそらく過去最高に闇が深いです。現在話題となっている、某エンゼルフレンチとか某なんとかレートスモーカーズの脱退とかそんなのは子供のようにみえるほどです。
ファミリー企業
前回のブログで武井保雄の圧倒的な独裁っぷりとすごさをお話しましたが、もちろん成功だけではありません。普通の会社では到底耐えきれないような失敗もしております。
武井は時価総額1兆円の大企業の創業者にもかかわらず公私混同があって有名でした。この公私混同は様々な問題がはらんでいましたが、その中でも代表的な問題がファミリー企業です。グループ傘下の企業が90年代に6社を公表しておりました。それとは別に、武富士には12の関連会社が存在しております。このファミリー企業は武井個人のファミリー企業で、これらの会社の代表は武井保雄の親族や愛人、自宅の常駐コックがつくというような話しでした。
ファミリー企業の役割の1つが武富士株の保有でした。動画でもお伝えしましたが、ファミリー企業の持ち株だけで80.8%もの株を取得しており、ほとんどオーナー企業と変わらないような状況でした。
2つ目の役割が上場企業の株式取得と不動産投資でした。株式取得だけで約2000億円、土地取得のために1300億円投資をしておりました。
そして最後の役割として資金調達です。上記で取得した株や土地を担保に資金を借り入れてそのまま武富士本体へと流していたようです。その借入に対して武富士は債務保証をしました。このスキームはバブルが弾けても保っていたため、株や土地の暴落によりこれらの価値が一気に下がり、ファミリー企業はおよそ737億円の債務超過額となります。
よくわからない債務保証などは上場準備段階でかなりの指摘を受けるのがほとんどですが、武富士も変わりませんでした。武富士の上場は大型案件(上場時の時価総額は約8927億円と言われている)となっていたため、このファミリー企業への債務保証は旧大蔵省からクリアにするようにと厳命を受けるほどの案件でした。これは脱法まがいの処理で清算をさせました。
問題は金で解決
具体的なスキームは省きますが、かなりのグレーゾーンをついたようで、節税効果も大きかったとのこと。しかしこの清算を依頼した弁護士から高額な報酬を要求された為、大きな問題に発展。弁護士は暴力団系列の右翼団体に取り立てを依頼した結果、3億円を支払いました。
また株式公開前に武井会長のラスベガスにおけるギャンブルを公開すると迫った右翼団体に対しては暴力団に依頼して解決させて、3億円で解決させたりと・・・。
その他には上記のファミリー企業が行った土地取得というのが簡単に言うと地上げでした。この地上げは武富士が闇落ちした原因とも言われています。バブル経済の真っ只中だった1985年に武井は武富士に京都の3300坪に及ぶ土地の再開発事業を持ち込みました。この京都の案件だけでも地上げ資金は280億円にもなりました。なぜここまで高額になったかと言うと、対象の土地に3つの暴力団が存在したため、武富士もそちらの筋の人に問題解消と動きましたが、これらの案件は揉めに揉め、組同士の抗争に発展し死者も出す事態になりました。最終的にはうまくいかなかったようですがね。
これらは真実?
なおこれらの情報は元渉外部(交渉事を処理する機関)部長からのもらった情報を元に書いている本を参考にしておりますが、本当に真実なのかは不明確です。
ただ、武井保雄はこんな言葉を残しております。
「右翼は暴力団に弱い。暴力団は警察に弱い。警察は右翼に弱い。この三つをうまく使って物事を収めろ」
このことから警察、右翼、暴力団というものをよく知り、また利用していたということだけは言えると思います。
ちまたのニュースとかで出てるのが可愛く見えるほど
闇が深いな・・・
本を参考に書いているが、
すべて丸呑みにするのはよしたほうがいいな
まー連休もらっても、動画以外やることがない
お前も相当闇が深いと思うがな
なんでそういうこと暴露するの・・・・