オロドウ日記

オロドウ日記

ゲーム、ビジネス、企業関連、ガジェット中心のブログ

GM黄金期の闇の部分

最近書きたいことがちょちょこあって、GMの補足ブログが止まってしまいましたので、続きを書きたいと思います。

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www.cakaricho.com

 フォードの黄金期は60年代~70年代初頭と言われておりますが、その黄金期ぐらいから少しずつ歪んできました。顧客に目をくれず、上長のご機嫌取りばかりに気をかけておりました。その象徴とも言えるのが、「14階」です。

 

聖域の14階

動画でも少し紹介させていただきましたが、GMの「14階」というのはかつてのGM本社(現在はキャデラックプレイス)があった14階というI字型フロアにある重役室の総称です。そこには1970年当時で会長は100万ドル、最下位の副社長でも20万ドルと米国の殆どの最高経営責任者の報酬額を上回っていて、会社勤めであれば殆どの人がうらやむような終着点の一つです。それと同時に自動車産業を牛耳ることができ、普通の人では侵入することができない聖域でした。

常に恐ろしいほど静まりかえっていて、廊下には人影がないようで、時々ひっそりと話し声が聞こえる程度だったようです。入り口には厚手のガラス戸が設置されており、電子ロック式だったようです。これは激高した顧客やレイオフ(一時解雇)されたブルーカラーの労働者が役員室に押し入ることを防ぐためだったようです。

14階の住人は経営担当者専用の食堂をチームプレイを円滑に行うため、頻繁に利用することを推奨しており、実際によく使用されていたようです。ただ、内容は仕事のことではなく、職場のゴシップや上司への不平不満などに終わっていました。これが食堂に限らず全体的に万円するようになり、14階は政争の舞台の一つになっていきました。

一例で対立的な役員の経費について「私的に使用している」という噂を流し、経費として落とすことをできなくして、突き返された経費があるという話しを流して、相手の立場を悪くするなど、非常にくだらないことなどです。

GMにとっては「14階」は権力と衰退の象徴の一つになった舞台だと思えます。

代わり映えしないモデルチェンジ

動画でGMはモデルチェンジを毎年行っていたと紹介しましたが一つ付け足すと、このモデルチェンジは「小さなモデルチェンジ」だったということです。小さなモデルチェンジを繰り返して、消費者の購買意欲を煽りましたが、むしろモデルチェンジと銘打ち購入を促し、担架をつり上げていたと揶揄されていました。

あるとき担当者がモデルチェンジの発表会を行ったときに奇妙な違和感を覚えたようです。それは前年と同じスピーチ内容で記者も顔なじみの人間だったためなにも変わらない発表会だったからだそうです。GMは小さな改修を革新的なものとして、消費者を欺いていたと指摘されております。

安全より利益!

GMは1960年代にシボレーのブランドでコルベアという車を製造しておりました。個性的なデザインでリアエンジンを採用したコンパクトカーです。このコルベアはラルフ・ネーダーから安全性を指摘されました。これによりコルベアは売上と利益に影響がでたので、GMはこれに対してネーダーの個人へ攻撃をするため、探偵を雇いネーダーを尾行させました。この尾行がバレたGMは責任者のクビにして回避?させます。

このコルベアの安全性は元々設計段階から安全性が疑問視されて社内から反対の声が上がっていましたが、その声はかき消されコルベアは生産を開始してしまいます。この結果ハイウェイで多くの自己記録を生み出した車となりました。1961年に安全のため、後部に安全バーをつけたいという要望を14階に要求しました。1台当たり15ドルのこの提案をコストがかかりすぎるという理由で14階は拒否しました。その後担当者にクビをかけて再度陳情してやっと要求が通ったようです。当時のGMが安全より利益を要求した一旦が垣間見れる部分だったと思います。

GMが当時世界一の企業だったことは売上と利益が語っていますが、この積み上げられた数字の裏にはこういう企業文化や実情の上の結果だと思います。そしてこれらの負の側面が1970年代以降の衰退につながるのかと個人的には思いました。

 

これ全部事実だとしたら相当腐ってるだろ

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一応下の暴露本から知り得た情報だからな

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これって実はGMだけじゃなくて・・・

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          それ以上は言うな!

○菱自動車とか

 

 

質問は簡潔に! カドカワ株主総会2018に参加した感想

6月20日に東京の椿山荘でカドカワの株主総会がありました。ここ丘の上にあって、駅から1キロ離れててくっそ遠いので嫌いなんですが。

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定刻通り10時より開始されました。

議長は川上氏。総会の通常の流れを実施後事業報告としてビデオを流し、質疑応答。映像を見て初めて知ったのですが教育事業が利益貢献をしていたのは草。こうしてみると取締役陣が川上氏以外がかなりお年を召している気がしますね・・・。

株主からの質問

株主総会の株主からの質問事項。

下記のブログにまとめてあって、くっそわかりやすかったので貼りますね。

 

michsuzuki.hatenablog.com

要約しますと、サービスへの要望+サイコパスな質問+けもフレ騒動についてが主な質問でした。BtoCのビジネスを主としている企業は大体こういう総会なのでしょうか?カドカワ、特にKADOKAWAのコンテンツに対しての質問が多かった印象です。ドワンゴ時代はそこまで多くなかったのですが、カドカワとなってから特に酷くなった印象がありましたね・・・。

けもフレ騒動について

けものフレンズについてはカドカワ側は製作会社が政策委員会の要望にマッチしなかった、政策体制の折り合いが付かなかったと説明しております。KADOKAWAはあくまでも製作委員会に出資している一企業に過ぎなく、決定権がないというような発言をしておりました。2期についても未定とのこと。

この件については真偽はどうかわからないですが、むしろ2期の話しが後退しているような印象でした。私的の考えでは、騒動の発端の一つとなった公式許諾を受けたにも関わらず、無断の使用と言われたことについては行き違いがあり、結果契約の反故で外さざるを得なかったの可能性を考えております。あるいは製作体制に折り合いが付かなかった理由として、制作委員会側が大規模な予算を用意して大々的に製作してほしいのが製作会社側が拒否したのか?元々けものフレンズはゲームの方を先行して始めていたが、アニメが始まる前に終了。そこから考えるに非常に小規模の予算での少数精鋭での製作環境だったことが考えられます。そこから大規模な予算でやって欲しいという要望に応える難しいと回答したのではないでしょうか?(あくまでも私の予想)

質問は簡潔に!

株主の質問で質問を用意していたのですが、結局私は指されませんでした。同じような(けもフレ関連)の質問やサイコパスで長い質問が多くて、株主の質問がかなり制限された印象でした。それでも全てに真摯に回答した川上さんはさすがだと思いましたが。

一応私は質問を用意して、一分以内にしゃべれる内容にまとめてました。質問をしたことがわかるかと思いますが、株主の質問の時に極度の緊張で何をしゃべりたいのかまとまらず、ぐだぐだにさせる傾向にあります。質問内容をまとめて吟味して、伝えたいこと部分だけを言えば、株主や会社側にもプラスに働くと思います。なんかの情報をコピペして、それを全て背景まで含めてしゃべって結局何を伝えたかったのかわからなかった株主がちょくちょく見受けられました。いろんな背景を言ってるアホな人がいましたが、向こうはプロなんだから当然知ってるに決まってるだろ・・・。

ちなみに私が質問したかった内容は

  • 決算の説明資料で今期はプレミアム会員はV字に回復して盛り返すような予想を記載しておりますが、何を根拠にしているのでしょうか?
  • 動画の衰退原因はクリエイターの減少によるものだと思いますが、Youtubeに収益面で圧倒的に負けている状態で、どのようにしてクリエイターを育てるのか?

でした。画質がYoutubeにやっとちょっと追いついたぐらいで、V字回復するシナリオを描いており、利益回復するってなってましたが、なぜに前々期より売上が上がると予測を立てるのかがよくわからなかったので質問したかったのですが、他の株主に邪魔された気分です。

 

まじでなんだよあのキチ○イ質問者

質問できなかったじゃねーか

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質問とかはまとめた方がいいぞ

相手に伝わりやすくなって結果的に得するぞ

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           お前も昔緊張して変な質問に

           なってたことがあったよな

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そうれは言わない約束だぜベイベー

 

今回で2名の比較的に若いドワンゴ系の役員が2名(横澤氏・栗田氏)追加となってちょっと若返ったのでもう少し期待できるかも・・・。

空飛ぶタイヤを見て

今日は久しぶりに映画を見に行きました。

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空飛ぶタイヤという映画です。

 

空飛ぶタイヤとは?

空飛ぶタイヤは半沢直樹や下町ロケットで有名な経済系の小説を書く池井戸潤氏原作の映画です。モデルは三菱自動車のリコール隠しの事件です。

タイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした作品。事故を起こした運送会社の社長が、自社の無実を証明すべく巨大企業の闇に挑む経済小説であり、2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠し事件などを物語の下敷きとしている

※Wikipediaあらすじより

soratobu-movie.jp

主演は長瀬智也です。私の彼のイメージはタイガー&ドラゴンやIWGPなどのアホで知識がない若者役のイメージでしたが、打って変わって今回は中小企業の社長という今までにはない役回りでした。はまるのかな?と疑念がありましたが強い正義感と信念を持つ若手社長役はしっくりきました。経済系の作品はビッグマネー以来ですかね?

最後の部分がちょっとご都合主義かと思いましたが、非常に見応えがある映画だと思いました。巨大な組織に立ち向かう中小企業の社長が、親として社長として人間として葛藤する姿はリアルだなぁと感じました。

しくじり企業が好きな方は恐らく気に入ると思いますので、是非見ていただきたいです。こういう企業をモチーフにしている映画はなかなかスポンサーが付きにくいということですから是非応援したいです。

ところで三菱自動車のリコール隠しについてですが、皆さんご存じでしょうか?30代以上のかたであれば覚えているかと思いますが、20代以下はご存じない方も多いと思います。

三菱自動車のリコール隠しとは?

三菱自動車のリコール隠しは2000年7月に発覚した三菱自動車工業による大規模なリコール隠し事件です。三菱自動車は国内第4位の自動車メーカーで三菱の名前を冠しているとおり三菱系の自動車会社となります。その名門の自動車会社が1977年から23年にわたり多くの重要不具合情報を運輸省へ報告せず、社内で隠蔽していることが、社内の匿名の内部告発により発覚しました。このとき再発防止を促しました。

しかし4年後の2004年に2000年を上回るさらなるリコール隠しが発覚し三菱自動車は経営危機に陥りました(三菱グループがケツをふいて難を逃れる)。このリコール隠しにより死亡事故が2件発生しました。

あなたは内部告発できる?

この頃、企業の不祥事というのが注目度を集めていて、コンプライアンスや企業倫理が大きく取り沙汰される契機の一つになったと思います。内部告発により発覚したとのことですが、この内部告発がなければどうなっていたんでしょうか?自分だったらその立場にいたら告発できていただろうか?公益通報者保護法という内部告発者を保護する法律がありますが、自分の会社が倒産するかもしれないことを告発できるでしょうか?この空飛ぶタイヤを見て、非常に考えさせられました。

 

映画非常に面白かったです。

経済系に興味があれば是非行っていただきたいです!

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公益通報者保護法があるけど

なかなか実際に内部告発するのは難しいよな

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            お前にだったら

            躊躇なくできるんだが・・・

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ははは私に告発されることなンテ

アリマセンヨ

 

 

フォードとゼネラルモーターズ

ゼネラルモーターズを上げましたが、結構好評で良かったです!


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter17 ~ゼネラルモーターズ~前半

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今回はゼネラルモーターズ(GM)の補足を書きたいと思います。

 

題名にもあるとおりGMとフォードについてです。同じ時代に生まれて全く対照的な経営方針で突き進み、ともに自動車業界ビッグスリーと呼ばれるほどの存在になっておりますが、これは非常に興味深い事実だと思います。この2社の戦略や組織を比較したいと思います。

戦略の違い

フォードはT型フォードに代表するように、車種を限定しており、モデルの改良と生産効率を劇的にあげて生産してコストパフォーマンスを上げました。これにより米国を世界に先駆けてモータリゼーションを浸透させました。ただ大きなモデルチェンジを行わなかったため、やがてデザインや性能に関して他社に大きく引き離される結果になりました。ブランドを複数持つようになったのは1922年にリンカーンを買収して高級車市場に参入しておりましたが、1938年にようやくマーキュリーというブランドを立ち上げて中級車市場に参入しました。

フォードはGMが行ったようなローン販売に対して否定的でした。顧客が借金を抱える販売手法は長い目で見て国家経済を疲弊・荒廃させると考えたからです。

GMの販売戦略はフォードとは真逆で常に複数のブランドを持ち、あらゆるクラスの車種を用意するという全方位戦略でした。さらに毎年のモデルチェンジを行い、消費者のニーズを満たしながら改良を重ねるスタイルを確立させました。デザインに対しても注力をしており、デザイナーがバイスプレジデントにまで上りつめることもありました。逆にフォードではT型フォードなどは黒一色しかなく、理由としては「ペンキの乾きが早いから」です。

GMはローン販売を積極的に行い成功を収めました。GMには子会社にGMAC(ゼネラルモーターズ・アクセプタンス・コーポレーション)という子会社を持っており、米国の自動車販売融資の18%ほどのシェアがありました。この子会社を持って直接ローン販売をやるようになった経緯は、1915年当時に全米を手がける消費者向けの金融会社は存在しておらず、自動車のローン購入も一般的ではありませんでした。その真空地帯を埋めるためにGMACを設立し、ローン販売は一般的になりGMの成長要因の一つとなりました。

組織の違い

GMの組織は動画で何度もお伝えしました通り、巨大な組織をある程度コントロールして、基本的には事業部の判断で運営するというものでした。初期の時からデュラントの元多くの会社が集まり複数のブランドを常に持ち、部品や周辺機器を含めたグループを形成しますが、分権化をしていきました。最初はまとまりがないただの集団的な要素が強かったが、1920年代以降は組織の大きさをパワーに変えることができました。GMは個人の力に依存しない体質を作りあげました。そのためガバナンスが効いた安定的な経営を行えたと言えると思います。

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ウィリアム・デュラント

逆にフォードはヘンリー・フォードという創業者に権限を集める組織形態でした。ヘンリー・フォード自身が単一車種に作ることやローン販売を行わないことを決めました。これは悪く言えば独裁体勢です。ヘンリーフォードは社長を退き会長になって、子供のエドセル・フォードが社長になっても、ヘンリーが実験を握っており、個人経営的な側面があったようです。ヘンリー・フォードは常に脚光を浴びて、スローンが社長となり、フォードを抜きGMを巨大な企業に成長させても注目度はヘンリー・フォードの方が上だったようです。

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ヘンリー・フォード

エドセルが急死後はヘンリーが再びヘンリーが社長を務め、その後孫のヘンリー・フォード2世が社長となりました。このヘンリー・フォード2世は30歳足らずで巨大企業の社長になっていることから、フォードは同族企業の代表格でした。フォードは公開会社となっておりますが、未だにフォード家が40%の議決権を保持しているようです。このせいかフォードは時折大きな変革や決断を行い危機を脱しております。世界金融危機の時もビッグスリーで唯一破綻をしなかったのはフォードのみですし。

どちらが正解か?

この2社はいずれも米国を代表するビッグスリーと呼ばれるほどの企業にまで成長しました。フォードはT型フォードで成功しましたが、その後ヘンリー・フォードの独裁体制により暴走を止められず、大きく遅れを取り、後に誕生したクライスラーにもシェアを奪われるようになりました。

GMは組織を形成し始めてから、フォードを抜き去り巨大な企業になりますが、その後集権的で官僚主義に陥った結果1960年代をピークに海外の自動車に負け続け、崩壊へとつながりました。

経営にはメリット、デメリットがあり、いずれも正解はなく、常に時代の変化に合わせる必要があることを感じますね。

 

結局経営に正解はないですね

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逆の経営手法でもいずれも成長して

衰退したのか・・・

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         まーそのとき合いそうなの

         選べばいいんじゃない?

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人はそれを日和見主義と言うんだぞ

 

経営手法の流行廃りなんてよくありますよね。

 

スルガ銀行 優等生の実態

サブリース関連でスルガ銀行が窮地にたっております。

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スルガ銀行が決算発表後大幅修正

静岡県沼津市に本拠を構えるスルガ銀行が6月6日に先月の5月15日公表済みの2018年3月期決算を訂正し、純利益を210億円から69億円と大幅減としました。決算発表から一ヶ月も経たないうちに訂正するのは非常に珍しいです。

www.nikkei.com

スルガ銀行は1895年創業の歴史が古い銀行です。ネットバンキングやリテール(個人)融資に注力しておりました。住宅ローンはもちろん、教育、車の他にもロードバイクローン、カメラ・レンズローンなど趣味をサポートというローンなども販売して多彩な商品が用意されていて注目されておりました。借入の審査も早くて定評で、マイナス金利で銀行が苦しんでいる中、スルガ銀行は業績が好調。株価もバブル時代を遙かに超えて地方銀行の優等生と呼ばれておりました。

優等生の実態

しかし先日倒産したシェアハウスを運営していたスマートデイズが倒産したことを契機に評価は一変しました。

 

www.cakaricho.com

上記の記事は4月に記載したもので、アナリストが800人のシェアハウスオーナーから1000億円の融資残高があると想定され、200億円の焦げ付きの恐れがあると記載しましたが、実態は予想を遙かに超えておりました。

スマートデイズを含めたシェアハウス案件の融資は1258名、融資残高は2035億円とアナリストの予想を大きく超えておりました。今回は貸倒引当金でを貸し倒れ引当金を587億円と積み増しております。このうちシェアハウス関連の引当金は420億円と約20%の貸し倒れ率を設定するというかなり大胆に設定しておりました。

ノーガード戦法

この理由として貸付先シェアハウスオーナーに支払い能力がないと思われた為に貸倒率を高く設定したのだと思います。オーナーの支払い能力がない理由は、違法な審査体制にありました。シェアハウスオーナーに感心を持つ会社員らにメインバンクであるスルガ銀行が融資を勧めます。この際に提出させた預金残高が少なかった場合、写しを改ざんするなどの手口で貯蓄や所得を水増しして、融資を受けさせていたことが発覚しております。

この不正をした理由はノルマ主義でプレッシャーを与えていたことによるものだと言われております。そのため、営業が貸付の審査をする部門より上に立ち、営業至上主義となりガバナンスが機能しなくなったことにあります。これにより不正な融資が横行した模様です。5月に第三者委員会を立ち上げて実態の解明に動き出すとのことですが、機能していないガバナンス、成果主義というコンボはまだまだ出てきていない爆弾がある可能性もあります。

投資なので自己責任?

この件で大きな問題はシェアハウスのオーナーとなるためにスルガ銀行から融資を受けた人たちだと思います。スマートデイズから一括借り上げ、30年間家賃保証をうたい文句に宣伝して、スルガ銀行に融資を受ける。一見良いスキームのように見えますが、すぐに家賃保証が困難となり、スマートデイズは破綻。肝心の物件は割高の物件で実際には価値があまりないと言われております。この結果借入をしたオーナーは実質大きな債務を背負うことになります。投資は自己責任と言われますが、私が感じたことはこの流れは一種の詐欺のように感じとれもしました。

www.rakumachi.jp

投資は自己責任っていうけどこれは酷いよな

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銀行の審査部が機能してなかったって

言ってたけど、これが氷山の一角だとしたら・・・

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まーたしくじり企業の候補リストが

増えちゃうわー

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         リクエストも上がりそうだな

 

この貸付の仕方は伝説のあの会社を思い出しますね。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter11 ~リーマン・ブラザーズ~前半

私ってYoutuberなの?

先日しくじり企業の後半アップしました!

で今回のブログは企業関連ではなくて私自身についてちょっと書きます。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter17 ~ゼネラルモーターズ~後半

 

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ニコニコ動画について

しくじり企業である程度見てくださる方が増えてきて、応援してくださる方もすごく増えて、私としては嬉しい反面、この状況になれていない私がいます。一発やの芸人みたいな感覚もあって、しくじり企業以外の動画を作ることについての恐怖もあります。視聴者さんが離れるのでは考えがよぎります。以前ブログにも書きましたが、私は元々生声のゲーム実況を初めて、その後ゆっくり実況を始めました。まー詳細は下記ブログで・・・。

 

www.cakaricho.com

 こういう動画出しといてあれですが、私自身ゆっくり解説動画とかそもそも解説動画をほとんど見たことはありませんでした。ニコニコでは歴史カテゴリーで登録しておりますが、そもそもそのカテゴリーに足を運んだことはないほどです。なんとなく一般のカテゴリーだとあれだったので、「歴史」が一番近いかなと思って歴史を選択しました。ゆっくりのゲーム実況動画やネタ系は結構みていたので、そのテンションとノリをそのまま歴史のカテゴリーに輸入した感じとなります。

動画の考え方

ニコニコのゲーム実況動画はやっぱり人気カテゴリーだったので生半可なものを出してもたたかれるし、「自分が見るときに信用できるか?」という考えもありつつ、厳しいコメントを出されることを想定して、ある程度調査をした上で動画化しております。Youtubeの場合はコメントが下に置かれるだけですが、ニコニコの場合はそのまま画面上に出てきますので、すぐに誤りとかがわかりますので。相変わらず誤字脱字は多いのですがね・・・。

そういう視聴者の厳しい意見を受けつつ、かつ最初の頃はもちろん収益化なんて全然考えていなかったので、根気強く作っておりました。正直最後の方は、「もういいわ!!」という気持ちになって出しちゃいますけど。

Youtubeに上げ始めた理由

Youtubeに動画を上げ始めた理由をたまに聞かれるのですが、最初はただの興味本位でした。当時(2016年)はYoutubeというのをほとんど知らず、稼げるというのをなんとなく聞いてはいた程度でした。底辺の動画作成者の自分には、自分の動画がお金になるなんて夢にも思っていなかったので、Youtuberとか広告収益とか全く考えずに動画を恐る恐る上げました。ちなみに今日(6月3日)から一年前は登録者数が100人もいってなかったです。

www.cakaricho.com

段々と見てくださる方が増えて、収益も勿論増えてきました。ただ、それ以上に視聴者さんにどのようにして満足してくださる動画を作れるかを考えております。そのためか動画の時間がどんどんと長くなってきて、このままではきっついなぁと思うようになることが時々感じます。

Youtuberではない!

近しい友人ぐらいにはYoutubeに動画を上げてることをしゃべっていて、「Youtuber!Yotuber!」みたいな感じで言われるのですが、私自身はいろんなところで「Youtuber」と名乗ったことは一度もないです(多分)。私にとってYoutubeは表現方法、プラットフォームの一つでしかないと思っています。ゆっくりでの解説も私にとっては自己表現が一番しやすい方法なので使わせてもらってます。

たまーに「どうやったらチャンネル登録者数が増えるのか?」「どうやったらお金が入るようになるのか?」なんて聞かれますが「正直わからん」と大体答えてます(私自身まだまだですし)。私自身かなり独特な考えの持っていて、「動画数を増やす」「コラボする」「サムネやタイトルはわかりやすく」なんかのYoutuber界のセオリーを全く無視してます。「Youtuberになるって」言って、目的がお金儲けかYoutubeだと競争が厳しくて相当難しく、無茶な動画や特定の個人を批判するところに行き着きそうな気がします。ただそれでも伸びる人は才能なんだなと思います。

 

たまーに言われますが私は別にYoutuberではないので、

ニコニコにも上げてますしブログもやってます。

一応収益だけの目的で動画作ってないです

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じゃあお金儲けはしないのか?

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だれももらわないなんて言わないじゃん

貰えるものは貰うし、Youtuberも立派な職業よ

むしろお金大好き!

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          お、おう

 

お金儲けが目的でも、視聴者さんに満足できる動画を作れるならいいと思いますよ!というよりお金稼げないと活動も続けるの難しいですし!

揺らぐサブリース レオパレス21の界壁問題

サブリース関連が最近話題になりますね。

 

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経緯

レオパレス21は5月29日に記者会見を実施。計206棟のアパートで施工不良を確認したと発表。界壁と呼ばれる防火性を高める部材が天井裏に未設置だったり、全体に行き渡らせておらず、隙間があるような状況だったのとのこと。来年6月までに全3万7853棟を調査して、不備のある物件を改修するとのこと。

www.nikkei.com

このことが発覚したのはテレビ東京のガイアの夜明けの独自取材によるものでした。実は以前にもサブリースの闇として、レオパレス21を取材・報道をして話題となりました。レオパレス21側は著しい印象操作として抗議文を掲載しておりました。

しかし、前回とは違い今回はすぐに記者会見を実施しました。不備を発見したオーナーは今回の補修工事を見積もってもらったところ、天井部のみの工事で1000万円、壁を入れて4000万円ととても高額な金額になり途方に暮れておりました。問題の物件を一級建築士が調査したところ、完全に建築基準法に違反していると太鼓判を押しました。

news.livedoor.com

レオパレスの納得いかない言い訳

レオパレス側は認識しておらず、経営的レベルでは議論していなかったとしているが、ガイアの夜明けの取材では、2011年に30年家賃保証を謳っていた契約を一方的に解約したことで訴えたオーナーがおりました。その際オーナーが調査して界壁の問題について通知したところ、レオパレスは和解を受け入れています。このときに本当に経営者は認識していなかったのかが疑問に残ります。このような重大な欠陥を数百という物件を10年以上、会社全体としてが認識できておらず、その上で上記の指摘を突然和解したというのはとても納得がいかないです。一応今回は2人のオーナーからの指摘のため発覚したとしています。元々界壁が設計図面では記載しているにも関わらず、実際はされていなかったとして、これは素人でもわかる重大な違反、というより住民の安全を脅かすものです。社内では20年前から認識していたのではという声もあります。

レオパレス21の言い訳として、完成までに4回の検査をしていたが、屋根裏への界壁設置後は周囲を覆われる前に確認をしていなかったとのこと。施工業者に渡したマニュアルには界壁の記載があり、個別の下請け業者が参照する図面には記載がないなど整合性に不備があり、照合確認が不十分だとしているが、個別の下請け業者には記載がないとのことだが、別の下請けなのになぜここまで多くの不備が見つかるのか?また一級建築士からは「完全に建築基準法違反」ということだが、下請け業者自体からも確認の声が上がらなかったのかなど疑問は深まるばかりです。

レオパレスへの影響

界壁の補修費用は1枚当たり15万円で1棟60万円ほどかかり、東京商工リサーチの試算では15億ほど発生して、それ以外にも工事に伴う引っ越し代金などの諸費用もレオパレス21が負担するとのことです。前期末の純利益は148億円で、影響はあるが根幹を揺るがすほどの金額でもなく影響は軽微としています。

www.tsr-net.co.jp

レオパレス21が恐れていることはこの問題が炎上して、ブランドの低下して入居者が減ることと、オーナーの訴訟問題かと思われます。なので全容がつかめない状況でも全額負担を公言したものと思われます。

ここで一応例のコピペをはっときます。

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「将来的に壁がなくなる可能性」ってか本当になかったのかよ!

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これ入居者の安全面の問題もあるし、

今回の問題で入居率減ったらオーナーがやばいだろ

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ここらでサブリース関連に規制がかかりそうだな

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そういえばこれあまりテレビでやらないですね・・・。おっとだれか来たようだ。

 

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