想像以上に酷い会見でした。
ことの経緯は省きますが吉本興業の岡本社長の記者会見を見ましたのでその感想や問題点を書いてきます。
吉本の後手の連続
事実関係がどちらが正しいかは判断出来ませんが、明らかに吉本興業の行動は後手の連続でした。先に宮迫・亮の両名による記者会見によって吉本所属の芸人も過去の不満が募り吉本興業を批判し、一般も吉本興業を批判するようになりました。
ダウンタウンの松本さんが2人が記者会見を行った夜に、代表権を持ち親交が深い大崎会長と岡本社長と会談してその翌日に吉本興業の岡本社長が自ら月曜日に記者会見を実施すると発表。これは松本さんによって開かれた記者会見という印象づける結果になりました。
会見の大まかな内容
この記者会見までの経緯もよろしくないが、記者会見自体も非常にまずいものでした。具体的に決定事項や今後の方針は
- 宮迫氏の処分撤回
- コンプライアンス遵守の徹底(コンプライアンス研修の回数を増やしていく)
- ホットラインを設置
- 社長・会長の役員報酬を1年間の50%減俸とする
が主です。そのほかに注目すべき点は
- ハラスメント発言は冗談。場を和ませるためのもの(発言に訂正する部分はなし)
- 意思疎通ができていなかった
- 宮迫・亮と吉本の流れの多くが食い違っている
- 反社から報酬を受け取ったことがわかって「静観」という言葉を使ったかどうかはわからないが、事実確認をしていた
- 社長の受け答えが不明瞭、答えが答えになっておらず濁すことも多々
- カンペを多用する
- 5時間の記者会見
- 「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」発言は生放送の時間配慮のために出たもの
- 社長が泣いた(視聴者は理解不能)
- 藤原の存在だけで笑ってしまう
内容は予想を裏切らなかった
大方の予想通り、ハラスメント発言は冗談、食い違いは受け取り方の相違とし、カンペも多用したことにより、動画のコメントでは「心がこもってない」「嘘泣き」など多くの厳しい意見が飛びました。カンペを殆ど使用せずに明瞭な受け答えや感情をむき出しにした亮の発言と社長の不明瞭な受け答え、しかも濁す部分が多く、双方の記者会見は非常に対照的で、誠意が感じられない吉本側の会見により注目点は吉本の社風・体制の異質さに変化していきました。
ハラスメント発言について
大きな論点として岡本社長のハラスメント・恫喝とも取れる発言については否定せずに冗談や悪意がない旨を強調した。しかし、話しの流れや宮迫氏の口調からは明らかに冗談に思えるようなものではありませんでした。また同じ吉本でも「口調が強くなる」や「高圧的な態度を取る」など方々出てきました。
また「静観」をするなどの隠蔽をするなどの発言は「記憶にない」という言い方にとどめたり、意思疎通が取れていなかったなど、白黒はっきりしない言い方です。「在阪・在京のテレビ局は吉本が株主だから」という発言に関しては弁護士から生中継の時間帯を考慮した発言しております。
打って変わって反社との関わりについてはパネル・図を用意するなどして、はっきりと発言しており、減棒の理由もここにあると話しております。
経営方針について
記者からの質問で「契約書を今後取り交わすのか?」ということについては希望者には検討するにとどめており、ギャラの不透明さについては「ギャラは平均5:5から6:4」と話しているが後で所属芸人から反論が出てきました。
この回答から読み取れるのは反社に関しては「チェックの漏れ」として、ハラスメント発言は「罪に問われないような形に留めよう」としているのが伺えます。また積極的に契約書を取り交わしたり、ギャラの配分を見直すなどの経営方針を変更している方針はないように感じ取れます。
長くなったので後半に続きます
おいおい、なんでこれで記者会見実施したんだよ
わかりやすい準備不足だな
世間は余計不審がるな・・・
ここはまっちゃんの言うとおり
社長と宮迫の○首相撲で決着を
まじで社運をかけたギャグだな
後半はこちら