今回はちょっと前の話しになりますが話題だったピザ屋の倒産話です。
概要
2017年4月28日に500円ピザで一時期話題となった、「NAPOLI」、「Napoli’s PIZZA & CAFFE」などを運営してた、(株)遠藤商事・Holdingsが倒産しました。負債総額は12億7821万円。ピザいの他にも「麺屋黒琥」、「30カレーキッチン」、「魚英」、「餃子の山」など直営店27店舗、FC47店舗を運営しており、2016年9月期には売上高25億2600万円。2017年には70億円を目指していたという。
新規出店が非常に多く、好調にように思われたがなぜ倒産したのか?
ネタに困らない社長
ここでちょっと話しは横に逸れるが社長の話しをさせてください。この遠藤商事・Holdingsの社長の遠藤優介社長はこんな経歴の持ち主です。
- 遠藤優介
- 1983年1月25日生まれ
- 神奈川県横浜市三ツ沢出身
- 生後3ヶ月で三ツ沢の寺に木箱に入れられ川に流されていたところを救われた。そのため上記の生年月日と出身になっている
- 助けたのは寺の住職だったため寺で育てられ、孤児院に預けられ、里親に引き取られるなど転々とする
- 友人の父親に誘われサッカークラブに入る
- 才能が認められ13歳でユベントス・プリマヴェーラ(下部組織)と契約しイタリアへ
- 契約満了後もイタリアでピザ職人として修行を積む
- 帰国後、ボクシングに挑戦し、世界を取れると言われるまで実力を上げる
- ボクシングの夢は叶わなかった。
- ワンコインピザ「NAPOLI」を立ち上げる
という経歴の持ち主。これほんとかよ!!と思いたくなるような経歴です。ネットで調べると普通に親や兄弟がいるという噂があったりします。
この経歴にいくつか疑問点があります。木箱で川に流されたと言ってますが、生まれたばかりの子を1月の真冬に木箱に乗せて流すって普通死にませんかね?その他にユベントス・プリマヴェーラと契約したと言っていますが、当時(90年代)のユーベはミランと並んで世界最強と呼ばれていてその下部組織と契約したにもかかわらず、全く話題にもなっておらず、当時の記事なども見られませんでした。
といろいろツッコミどころがありますが、本当かもしれませんねー。(鼻ホジ)
倒産の理由
倒産理由を調べた所、資金ショートっぽいです。新規出店などで急激な業容拡大を行う中で資金繰りが逼迫し2016年に一部取引先への支払いが遅延化?金融機関からの資金調達で一時期好転しましたが、再び取引先への支払いが滞り、信用不安に陥り破産した。
噂と推察
噂ではこの社長は少々変わり者らしい。(経歴でいろんな意味でヤバイですが)
契約書を交さなかったり、取引先への支払いが遅れてもあまり悪気がなかったなど、社会常識に欠けていたという噂があります。まともな企業につかずに会社を立ち上げたのが原因でしょうか?支払いが2度遅れたことにより大口の取引先に嫌気が刺されたなど聞きます。
そもそもピザ屋は儲かってなかったのではという考えが私にはあります。素人でも簡単につくれるピザで90秒で焼き上げるというシステムは画期的だが、果たして本当に美味いものが作れるのか?
私も都内で店を何度か見ましたが、あまり盛況とはいえない様子です。ワンコインということで500円。店によってはランチで350円という破格の値段でピザを頼めるようですが、これは大体立ち食いそばのような手軽さで食べれます。立ち食いそばは原材料の安さ、省スペースそして何より圧倒的な回転率で成り立つ商売で、あまり頻繁に食べないピザでも本当に商売とした成り立つのか?店も話題性が高い一等地が多いようで、家賃もさぞお高いんでしょうね。近年の材料費、人件費の高騰が倒産に拍車をかけたのかもしれません。
店の業態もラーメン、餃子、カレー、居酒屋と様々・・・というより儲かりそうだったらなんでもいいやという感じです。ピザで話題を作って他で儲けるというシナリオだったのでしょうか?
キャッシュが不足しても出店を止めなかったのは恐らくは財務に明るい人間がいなかったのでしょう。ちょっと財務できて社長を止めることができれば回避できたはず。そもそも財務責任者が進言したが社長が止まらなかったのか?あるいは出店を止めることができなかったのか?常に新しい店舗を出し続けて成長をしないと会社が持たなかったのかもしれません。
赤ん坊の時に木箱に流されたのを拾われて、
中学生でユーベの下部組織在籍してたってどんだけ盛ってんだよw
憶測で物事語っちゃいけねーぜ
すびばせん
まーピザって腹持ちいいイメージないよね
日本人だったらラーメンおかずにご飯でしょ
そんな食い方してるとまた
健康診断でひっかかるぞ