niconicoの最新バージョンのクレッシェンド発表会に行って来ました。
感想として最初は絶望の一言でした。いらねえ機能ばっかで肝心な部分が直ってねぇ。と感じました。
ただ川上さんの声や会社の事を考えると仕方がないとも感じました。
クレッシェンドについては下記記事を見てください。
分析
画質改善等は常にやっていて半年以内に改善させますと明言しました。実はこの画質改善については3年前の株主総会でも私は質問していて、認識はあって取り組んでいるというのを言ってくれました。が、未だに改善が途中となっています。
カドカワはniconicoを改善する気があるのか?と思うユーザーが多かったですが、めっちゃ改善する気ありありだと思います。
今回カドカワの代表取締役自らをクレッシェンドの責任者として位置づけています。つまりカドカワグループ全体の重要プロジェクトとしているのがわかります。今日の発表会では夏野さんを遮って、「全ての質問を最後まで受け付けます」と言ったことや全て一生懸命に回答しており、本人もかなり疲れていた様子が窺えました。
本人は技術者として情けなかったのか悔しかったのかわかりませんが全ての批判を受けるようなつもりだったのではないでしょうか?
なぜここまでこのバージョンが完成しなかったのか?川上さんは節々に技術的な問題について語っており、ニコ生ではなくニコキャスを新しく作ったことなどを総合して考えると過去のシステムが影響していてレガシーコストになっていると思われます。
考察
それで周りの機能が先に出来て、この部分のみを発表した結果炎上したのだと思われます。
YouTubeと比較して、もっと高画質、もっとサーバーを増強という声がありましたが、規模や資本力が違うYouTubeに対抗できるかといったら無理ゲーですね。Youtubeのクレイジーなほどサーバーなんて増強するの難しいですし・・・。
フルサービスは提供できないから機能を限定してコンテンツと独自性でカバーしようとした結果が今回のクレッシェンドだと思います。
意見
とここまで擁護的なことを書きましたが、ここからは批判的な内容で・・・。正直川上社長の見通しが甘すぎたと思います。プロジェクト全体のリソースの割り振り方が疑問ですね。もっと基礎的な部分に対してリソースを割けばよかったにもかかわらず、問題の根本部分を把握していなかったために、ここまでプロジェクトを遅延したのだと思います。2011年にジブリに行ったから会社のことが把握できてなくて、現状がわからなかったのではないでしょうか?
システム開発が遅延することが多いとは言っておりましたが、それは社長の言うことではないと思います。プロマネの言うことではないでしょうか?niconicoが巨大なメディアになっているのにもかかわらず、大きなバージョンアップで大々的に披露をするのであって、多くの人から期待をさせているのであれば答える義務があると思います。
ちょっと前から行っておりますが、株主としてカドカワとドワンゴを分離してほしいというのが私の意見です。正直カドカワとシナジー効果がそこまであるかと言われればないですしね・・・。旧角川陣営が息苦しいのでは?と思います。
あんまり期待はしてなかったが、
やっぱりって感じだったな
完成形を出し渋ってるが、
ロードマップをもっと明確にしたほうがいいと思うんだが
ちょっと川上さん急激に太り過ぎじゃない?
あんな太かったっけ?
人の心配してる場合じゃないだろ
3年前に見たときはもっとスリムだった気が。やっぱ激務なのかな?