オロドウ日記

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GMの短期的な利益の追求

どうも私です。今回はGMの動画を作ってみての感想などを書きたいと思います。

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GMの栄枯盛衰

今回GMを取り上げて、驚いたのが2点あります。一つ目がGMという存在そのものです。私は特に車マニアというわけではないです。車はあったらいいなとは思いますがそこまでほしいとは思いません。都内に住んでいますので、車の維持費や必要性とデブ精なのを考慮すると車が必要なものとも思っていません。そんな私でもGMという会社名は知っていましたが、あまり知らないので興味があったというのがこの動画を作るきっかけでした。

かつての米国製造業の象徴とも謳われた企業です、「どんだけ盛ってんだよw」と思っていましたが、調べていく内にその肩書きは納得いくものでした。組織力と自社のリソース、チャンスを最大限に活用して、脅威、リスクは可能な限り回避あるいは最小限の影響にとどめる高度な経営戦略。現在の企業でもこの戦略は通用するとも思いました。この戦略の上でGMは1960年代あたりまで黄金期を迎えて、長らく米国で最も稼ぐ企業となりました。

しかしまさに栄枯盛衰、1960年代をピークとなり、日本や欧州の自動車メーカーにシェアを奪われて、その大きすぎる組織を維持できなくなり、破綻へと突き進みました。この原因はなんだったのでしょうか?

レガシーコスト

破綻への原因であり、私が驚いたもう一つの点でが、年金・健康保険のコストの増大だったことです。これらのレガシーコストは話しには聞いておりましたが、ここまで大きいものなのかと恐ろしいと感じました。

シェアは奪われて、市場の成長がストップしてパイの奪い合いになりました。会社の成長はストップしても、年金や健康保険はストップせず、むしろ恐ろしい増加の勢いが増していきました。その大きさはGMが世界一の自動車販売台数でも足りませんでした。

このレガシーコストはGMだけではなく、多くの企業にありました。鉄鋼や航空会社などのかつて花形産業だった企業の社員達は労働組合を組織して、その利益を享受するために企業に健康保険や年金を迫り、時にはストも起こしました。ちなみに今は知りませんが、10年ぐらい前はスターバックスは豆代より健康保険料の方が高かったらしいです。あのスターバックスの単価の高さは従業員の健康保険料の為かもしれません・・・。そしてこのレガシーコストの重み耐えかねて、多くの企業は潰れることになりました。

最近の企業は年金を一切提供していなようです。多くは確定拠出型年金などを促すようにしているとのことです。GMはなぜこの高額なコストを支払うことに同意したのか?米国の自動車産業はビッグスリーによる寡占市場が故にだとか、いろいろな要因があるようですが、一番の要因は短期的な利益の追求によるものだと言われております。

短期的な利益の追求

労働争議などが発生しストライキが起こりますと、当然ながら生産ができず、企業は利益が減ります。その直近の利益を減らさない為に、年金や健康保険などの要求事項に同意したと言われております。特にGMはフォードと違い、同族経営の企業ではなかったため特に短期的な利益を追求する傾向にあったようです。しかもGMの闇の部分で紹介しました通り、社内政治が横行しており、自分の立場をよくするために短期的な利益の追求に拍車をかけたかと思います。

レガシーコストの話しは人ごとではないと思います。日本の年金や医療コストは増加傾向であり、下がる様子はありません。GMと同じ道のりを日本も歩んでいるのではないかと危惧しております。

大手企業は有利などとちまたでは言われておりますが、この企業を見て果たしてそれが言えますでしょうか?特に就活生は大手・中小を問わないで判断して欲しいです。

 

導入当初は年金や医療保険が

会社を潰すとは思わなかっただろうな

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日本でも医療・年金問題は避けられない問題だからな

真剣に向き合わなきゃいけないな

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          その結果頼れないという結論に

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向き合ってるのか、目を背けてるのか

わからない回答だな

 

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