どうも、いまさらながらゲーム会社の2016年9月期決算を見ていきたいと思います。もっと早く書きたいと思いましたが、バタバタしてました。
任天堂
売上高136,812百万円、営業利益▲5,947百万円、純利益38,299百万円。
過去5期を比較しても売上高がかなり低い状況。
はっきり言って任天堂のゲームとして売れたものはなかったと言わざるを得ない。ハード、ソフト共に3割以上下がっており現行機では落ちている。
今年の話題をかっさらった、PokemonGoはポケモン社の投資利益の計上となるので、特別利益になるため、売上高に計上されない。じゃあ、影響する経常利益はどうかと言えば、為替差損でそれを吹き飛ばした。(ポケモン社の投資利益120億円、為替差損399億円)。
とはいえ、任天堂の上期はそこまで重要ではない。問題は下期である。期首の業績予測に対して売上高▲300億円の減らしたが、十分巻き返せる。下期にはこれだけのこれだけのものがある。
- ポケットモンスター サン ムーンの発売
- ニンテンドークラシックミニの発売
- スマホアプリのスーパーマリオラン配信
- Nintendo Switchの発売
下期が今後の今後2,3年の任天堂を占うでしょうね。特にSwitchに注目。
この据置ハードのSwitchによっては任天堂の軸足が変わる可能性が高い。Switchが売れなければスマホアプリやIPビジネスに注力する可能性も高い。逆に売れれば、日本のコンシューマーゲームは盛り上がるでしょう。
ソニー(ゲーム&ネットワークサービス)
Sony Japan | 2016年度 第2四半期 業績説明会
ソニーはゲーム&ネットワークサービス部門にフォーカスします。
売上高3,199億円、営業利益190億円。
前期に比べて売上が1割程下がっている。
減収の要因として、為替の影響、ハードウェアの価格改定等によるものとなっている。スリム型を発売して値段も下がったことを言っているのだと思われます。恐らく織り込み済みで特筆したネガティブ情報ではない。その証拠として、今期の予測は据え置いており売上高15,900億円、営業利益1,350億円と据え置いている。
下期は
- PlayStationVRの販売
- PS4Pro
- ファイナルファンタジー15を筆頭とした発売など抱負なラインナップ
PS4ProやPSVRの両方を触ってみましたが、かなりいいです。今後の展開に期待したいハードでした。国内海外問わずソフトも年末から来年1月にかけてのラインナップさは過去に類を見ないほど充実しております。どれを購入するか今のうちから決めなきゃいけませんね。
来年逆に注目なのはPSVitaです。発売からすでに5年経過しております。PSPの発売からPSVitaの発売までのスパンは7年でしたので、次のハードを作るのであればそろそろなにかしら出てくるかもしれません。任天堂のSwitchは持ち運べるゲームということでVitaの改良版と比較されているので、ソニー側も何らかのアクションを取ることが予想されます。
ソニーは固そうだけど、任天堂やべーな、営業赤字とはな。勝負の下期になりそうだが、果たして巻き返せるのかな?
まーそれでもPS4Proはニンテンドークラシックミニに負けたんだがな。
両方欲しいけど、遊ぶ時間がないので、結局Proを買いました。ゲームフリーク持ってるし、あのコントローラーはきつそうです。