オロドウ日記

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【まとめ】北海道拓殖銀行の功罪

今回は北海道拓殖銀行(拓銀)ブログの最終回を書きたいと思います。

 

 

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北海道拓殖銀行の印象

私の中で北海道拓殖銀行という銀行(企業)は破綻当時は小学生ぐらいだったこともあり、地方銀行に近い都市銀行程度しか認識がありませんでした。当時の金融恐慌では山一證券の野澤社長の記者会見のイメージが強く、拓銀についてそこまで印象はなかったです。ただ、多くの人からのリクエストを頂き、気になって調べ始めたのがきっかけです。

今回純粋な普通銀行は初めて取り扱いましたが、改めて銀行というのは影響力が大きく、経済において依存しているのだなと感じました。銀行が止まることは、振込ができなくんらい、お金もおろせなくなります。企業であれば手形を現金に変えることも困難になり、電子マネーもなかった当時はまさに生命線だったと思います。そんな都市銀行が潰れたのだからそりゃ話題にもなりますよね・・・。

銀行の外部環境の変化

金融自由化により、金融業界は大きな変革期を迎えました。それまで、預金を獲得すれば儲かり、なにかあれば金融庁や大蔵省から守られた存在でしたが、自由化によりその前提が大きく崩れました。お金を預かり運用をしなければ同業他社に負けるようになります。そんな中訪れたのが、80年代後半から始まったバブル期です。多くの銀行はバブルの流れに乗った土地投機やリゾート開発に資金を供給して、どんどん膨張されました。拓銀は80年代の終わりという、バブルが終焉に向かう時点で行うという非常に遅いタイミングで土地関連に積極的に融資します。

北海道経済に関して、私は人並みの知識しかありませんが、夕張市が代表するように、石炭産業が大幅に衰退し、他の主な産業は農業や水産などの第一次産業に依存していたということぐらいです。貿易の自由化により第一次産業での競争が厳しくなり、北海道はだんだんと厳しくなります。過去の石炭で取得した資本を使い、リゾート開発を積極的に行うようになりました。箱モノ事業を積極的に推進いった結果が、それらの多くが失敗し不良債権へと変わりました。

拓銀の功罪

拓銀はこれらの北海道の衰退産業や新たな挑戦に対して支援を続けてきましたが、結果は振るわず、結局残ったのは不良債権の山でした。不良債権に対して、再び株価・土地の値段が回復を信じて(信じるしかない)、飛ばしなどに手を染めましたが、結局は破綻を遅らせるだけでした。

今回の根本の原因は前述の金融自由化により銀行の外部環境が大きく変化したことが挙げられます。大蔵省は国際的批判を避けるために急激に自由化を行います。銀行は慣れない競争環境の中なんとか生き延びようと、銀行は預金を運用するために不動産やレジャー関連に融資を積極的に行い、バブルを引き起こし、その後の日本を大きく低迷させる要因にさせました。

誰が悪かったのか?

それでは国だけが問題だったかというとそうでもないかと思います。いくら環境がそうさせたとは言えども最終的に決断をしたのは拓銀ですし、何をするにしても決断が遅かったです。バブル崩壊後積極的に不良債権処理を行い、身をきれいにしていた銀行は合併などにより生き残りました。一方拓銀はいつか景気が戻ると信じて不良債権を隠すためにさらなる不良債権を生む悪循環を作っていくことになりました。さらには北海道の産業を守るという名目で回復の見込みがない企業を延命させたり、甘やかした結果北海道経済の実態が隠されて、産業構造の転換を遅らせた要因にもなりました。

しかし現在の北海道経済を支えているのは観光産業や情報関連産業などの第三次産業が支えていて、その要因を作ったのは北海道拓殖銀行の功績とも思えます。

第2の拓銀

このように整理してみると拓銀は北海道経済に対する功罪と光と影が凝縮された企業だったと思います。ゼロ金利政策により多くの銀行が苦しくなっている中で、東日本銀行やスルガ銀行などの不正が浮き彫りになりつつ中で、今回の拓銀のように大きな銀行の破綻につながるきっかけにならないことを祈りたいです。

 

想像以上に難しい問題だと

作る途中で感じました。

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地方経済が苦しくなってきて、さらにゼロ金利政策で

銀行は苦しいからな。第二の拓銀がでないといいが

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            あ、でもネタが増えるから

            出るのもありかな・・・

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多くの人は困るんだよ!!

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