今絶好調のアマゾンが日本でまた、サービスを追加しました。
Amazonフレッシュ概要
Amazonフレッシュという名前。アメリカやイギリスで既にいくつかの地域で展開されているサービスですが日本でも展開されます。これは世界で3番めのサービスのようです。
内容は野菜、果物、精肉などの生鮮食品を、最短4時間で配送するサービスです。
日本では試験的な意味も含めて
利用料
利用要件としてAmazonプライムへの加入に加えて別途サービスに加入が必要。月額500円が必要です。配送料は6,000円以上は無料でそれ以下は500円の配送料を徴収。
最初の30日間の無料体験があるようです。
配送
配送は午前8時から深夜0時までの間、2時間ごとの配送時間帯から指定とかなり細かく指示できるようです。再配達はせずに、いなかったらその場でキャンセルとのこと。某配達業者だったらキャンセルの嵐になりそう・・・。
対応地域は東京の港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区の6区域とかなり限定されているが順次拡大する模様。
アマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)に三温度帯(常温、冷蔵、冷蔵)の設備があります。
品揃え
商品は10万を超えるアイテム数があり、人形町今半の精肉、人気のロールケーキ「堂島ロール」や、粕漬けの魚久、鮮魚の北辰、お菓子の黒船やオイシックスの有機野菜を提供しているところを見ると品質も高そうだ。
高めの商品や契約農家から仕入れた野菜や鮮魚も手に入れられて、専門店の人気商品も手に入るとのことですのでそこらのデパ地下以上の品揃えではないでしょうか。
利用の仕方
利用はホームページやアプリから利用可能だが最初に配達時間を指定して、その時間に配送可能な商品を選ぶことが出来るようだ。
値段
値段は他の安売りスーパーと比べると少々高いかもしれないが通常のスーパーとほぼ同じ水準のようです。
品質
Amazonフレッシュと名前にフレッシュ(鮮度)と記載している通り品質が自慢とのことです。独自基準に従い、専用の品質管理チームが取引先の生産加工現場を管理、食品安全管理体制を整えているようで、鮮度が悪いと返金する鮮度保証も行っています。
賞味期限や鮮度も検品を人間がしっかりと行い、徹底した温度管理を行って保管しています。
最初に時間を指定してから商品を選ぶところから、配達可能な新鮮な商品を選べるというこだわりを感じます。
Amazonの戦略
地域をかなり限定していたり金額や6000円以下は500円の配送料を取るというところから、Amazonは最初からサービスを一気に浸透させるつもりはないようです。
配送時間も0時まで設定しているところから一人暮らしや共働きで普段まともに買い物ができず、少々裕福な家庭をターゲットにしていると思われます。
日本においての初めての試みの為、色々と試行錯誤をするためか、高品質なサービスを行うためにあえて値段を下げないのかは不明確。
配送はAmazon独自の配達業者で賄うため、配送の体制を整えながらエリアを拡大していくのが目的だと思います。
超高度なロジスティクス
このAmazonフレッシュは単純に便利なシステムという話ではないです。
常に商品を安定供給、タイミング、膨大な量、品質、配送タイミング、システムなどこれら全ての問題をクリアーしなければならず、これはロジスティクスの世界では間違いなく最先端のシステムだと思います。
個人的には色々と調査してみたいです・・・。
Amazonフレッシュに対する反応
「配送業者を酷使するの?」「配送料が高い」「スーパー空白地帯にはありがたい」「引きこもりが捗る」など反応は様々。
朝のテレビでもスーパー側の反応としては「品質が不安だし、買い物の楽しみがないので脅威ではない」と強気な反応だった。
私個人の反応としては規模が見込めれば、今後配送料の高さは今後下がる可能性もあると思いますし、今後利用エリアが拡大していけば、既存のスーパーに対して大きな脅威になりえるのではと思います。
品質はかなり高い基準で、下手なスーパーよりも安全な気がします。買い物の楽しみがないと言ってはいるが、デパートでの買い物はいざしらず、買い物を楽しんではおらず必要だからやっていという人も多いと思います。少なくとも私は面倒なので、値段が合えばAmazonフレッシュを利用したいです。
スーパーも楽観視しているとAmazonが駆逐していった町の本屋と同じ結末になるかもしれません。
Amazonが生鮮食品すんの?どーせコンビニに毛が生えた程度でしょ?
なにこれ品揃えやばすぎでしょ、しかも品質高そうだぞ!
本屋に続いて今度はスーパーがターゲットになるのか?