オロドウ日記

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流通王 中内功の功罪

ダイエーの掘り下げで今回は中内功氏について書きたいと思います。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter16 ~ダイエー~前半

 

偉大な経営者

中内は動画内でもお伝えしましたが、かなり強烈な個性と実行力を兼ね備えており、既存の既得権益者と真っ向から立ち向かい、戦後の流通業を引っ張り、流通王とも呼ばれるほどでした。強烈な個性は多くの人から神格化された存在になり、ファーストリテイリングの柳井敏夫氏など、多くの小売関係者から憧れの存在になりました。

先行していた米国で流通を学びそれを日本に落としこみました。私が色々と見た限りこの中内の存在で、日本の流通業の時計を10年進めたと思います。

中内は自身の事を儲けるための「商売人」ではなく、社会を変えてやろうという大きな志を抱いて事業を興す「商人」と言っております。高い志が中内を突き動かしたのだと思います。

経営手法

その中内の経営手法の特徴は好奇心からくる多角化でした。面白そうという理由で生まれたのがビッグボーイです。これはそばやの女主人から、「こんな利用者がいない浅草のしょんべん横丁に店を出してくれないか」と頼まれて出したと言われております。社内の反対を押し切り、出店しております。これも中内の面白そうという好奇心から来たものです。結果ビッグボーイは繁盛したようですが、なんという豪快さでしょうか・・・。中内氏はこんな頼まれごとでいろんなものを引き受けてます。(リクルートなど)

中内は最初の収益性を重視した経営効率ありきのではなく、プロセスや事業文化を重視しました。これが借金が増えてきた要因と言われております。高度経済成長期であればどんぶり勘定でもうまくいきましたが、バブル崩壊以降ダイエーが墜ちていった要因だと思います。

中内の経営手法として有名なのはシステム化です。中内はシステム、仕組み作りを重視しています。店舗開発や仕入れ、物流も全てシステムありきで構築しており人間が最初ではありませんでした。そのためダイエーは人間がそのシステムに合うように徹底して教育を施します。そして中央集権的な形を作り、全ては本部からの指示によって動くようになります。この教育はダイエーの営業力の弱さを作り、中内の神格化を社内で加速させて、中内に対してだれも言えなくなり、中内の暴走を止められず、今までの成功体験の歯車を逆回転させました。

転落の要因

中内氏は事業領域をどんどんと広げていきました。飲食業に始まり、バブル期には不動産まで手を出し、それはダイエーの経営が傾いてからより一層強まります。中内自身はコングロマーチャント(小売りを中心として様々な業種を持つ巨大企業)をめざしていたようで、本業で借金は返せると信じていたようです。

ダイエーの周りには中内のファミリー企業が多く存在しており、利益を効率よくファミリー企業に流していたと言われております。そのため権利関係が複雑になり実態が見えていなかったとのことで、ここがダイエーの闇の部分とも言える場所です。

また中内功には息子が3人いて、ダイエーに就職させております。新神戸のオリエンタルシティや福岡のシーホークホテルを手がけたのは次男の中内正です。オリエンタルシティが完成したときの中内正はわずか29歳でした。そして長男の中内潤は巨大なダイエーグループの副社長にわずか33歳に就任させており、ダイエーが傾いた1998年でも鳥羽・中内功・中内潤とのトロイカ体制を形成して、なんとか息子にダイエーを引き継いでもらおうとしておりました。しかしさらなる事業の悪化により世襲はかないませんでした。

そんな中内氏は事業悪化に伴い2001年に経営から退くことになった・・・と思いきや、以外にそうでもなかったようです。名誉職のファウンダー(創業者)に就任してからは新社長の高木から本社の部屋から追い出されそうになったのを拒んだり、経営に口を出したりというような行動をしていたようで、高木社長も中内氏への対応に苦慮しました。

晩年

ダイエーを退いた中内は自身の私財をもって設立し、流通科学大学を運営する中内学園の学園長に就任しました。中内は週一回の講義を行い、毎週欠かさず手書きのメッセージを学生に発信していました。しかし学生から「読めん」という声が上がり、中内功はこの年でワープロを習い始めたようです。講義が終われば学食に顔を出し、学生達と談笑するのが日課となっていたようです。会社のさらなる経営悪化により私財差し押さえられ、収入も大学からの給料のみとなっており、大学の事務局にお金の相談をしていたほどだとか・・・。それでも大学では創世塾という起業家向けのゼミを開講したりと、第二の中内功を輩出しようと新しい種も巻いておりました。

そんな流通業界で最も栄枯盛衰を味わった流通王は、定期検診で訪れた病院で脳梗塞で倒れてそのまま意識が戻らないまま永眠し、83歳でこの世を去りました。

まとめて思ったことはこの中内功という人は本当にいろんなことを教えてくれた本当のしくじり先生だと思いす。

 

中内功という方は本当に判断が難しいです

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小売業界に多大に貢献したが、

その後の失敗も大きかったからな・・・

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          まーなんも貢献せずに

          失敗ばっかのやつもいるけどな

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あれー?

なんでここでそういう落とし方するのかな~?

 

新社会人に向けたブログ

どうも係長です。

3月末ということとリクエストも多かったので新社会人へ向けたブログを書きたいと思います。

学生生活から追い出されて明日から新社会人となるということで不安で夜も眠れないでしょう。私はそうでした。

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入社式

社会人としてなめられないようにいきなりちょっとおしゃれなブランドもののバッグなんかをもって入社式に行く、というような新卒を毎年見受けられますが、ぶっちゃけ最初は大概研修とか現場入りが多いのであんま意味ないですし、いきっている新卒を見かけたら少なくともいい思いをする人間は少ないと思います。おとなしくAOKIやKONAKAでセットで●●円みたいなものを買った方が色々と無難だと思います。まあ全員に喧嘩を売りたいのであれば全品ブランド品着飾ってください。それで営業トークが下手くそだったら一緒に仕事をしたいとは思いませんから。フレッシュさは新卒の一番の武器なので、それを最初は利用してください。

先輩ガチャ

とにかく配属された先輩ガチャをうまくひくことに祈ってください。これで自分の社会人としてのキャリアが大きく決まります。私の場合は1年で鬱になった先輩や、物事を教えてくれない先輩という感じでしたので。良い先輩をひけばものごとがうまくいきやすいと思います。

そして社外も含めて横のつながりを持って、情報を共有したほうがいいと思います。新卒の時は初めての社会人ですので、どんなにきつくても会社ってこういうものなのかと自分を納得させようとしがちですが、以外にその会社が特有なことも多いです。当の本人からは「これが当たり前だと言い張ります」ので話しになりません。実際私は同期と話しをしていたら「あの先輩ちょっとおかしいよ」と初めて自分の立場に気づかされました。

そしてまわりの給与なんかも直接聞くのは難しいですが、なるべく情報を集めるべきだと思います。なかなか給与が上がらない人は自分がだめなのか、会社の評価がだめなのかのいずれなので、調べる価値は十分あります。大概給与を非公開する企業側の理由は無駄に給与を上げたくないからですからね。自分の年齢の平均年収と自身を比較することは重要です。

転職

退職するなら早めにすることをおすすめします。明らかにブラック、自分に合わないと感じたら早めに退職したほうがいいです。早めの退職であれば第二新卒という枠になって、未経験でも比較的に転職が有利になります。社会人になってから転職すると見るポイントが変わります。現在は売り手市場ですので十分良い就職先が見つかると思います。それでも、やはりランクが下がることが多いです。第二新卒を募集してるのも新卒の枠が埋まらなかったから第二新卒の募集を実施している企業が大体です。

自分会社はやばいのか?

あとこういう会社はやばいというのをお伝えしますね。前に書いたとも思いますが。

・人がよく辞める

・社長や経理部長などの人がよくいなくなる

・トイレが汚い

・売上利益より現金回収をうるさく言ってくる

などですね。特に多いのが人がよく辞める場合です。人がよく辞めると仕事が煩雑になって、ものすごく非効率になります。そして職場環境が悪かったり、給料が割に合わないなどネガティブ要素が多いので職場で一番わかりやすいサインです。

まあ私の動画を見てくだされば大体どんな会社が危ないのかわかると思いますが。

現在は終身雇用なんて「なのそれおいしいの?」って感じなので、一つの企業に固執する必要もないので転職も選択肢の一つとしておいとくべきです。ただ、そのカードはパルプンテみたいなものなので、なにがあるのかわかりません。なるべく使わない方がいいと思いますがね。

 

社会人経験がないと全てが当たり前と

思っちゃうからな、周りとの情報共有が大事だよな

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新卒とかなつかしいな!

100件のデータを目検させられて間違ったら反省文書かされたり、

深夜残業当たり前、理不尽にぶち切れられたな~

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お前それってブラックじゃ・・・

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           え・・・・?

 

 

私がiPhoneを使う理由

どうも係長です。しくじり企業の解説はまた後ほど書きますが、今回は気になる質問があったので、そのことについてブログにしました。

質問と回答はこんな感じです。

どうしてこうなったのか経緯をお話します。

 

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最初のスマホはAndroid

私はJ-phoneの時代からつい最近までソフトバンクで、長いことシャープの携帯を使用しておりました。理由はやはり画質やカメラが良かったからです。

だけれどももっとレスポンスがよくて、スペックが高く、いろんなことができるスマホを求めてました。一時期はBlackBerryとかにも興味があったほどです。そんな時に出てきたのが伝説の商品iPhoneです。日本でも発売されると聞いたのですが、当時はなんか中二病みたいなのをこじらせてたのかわかりませんが、「Appleみたいに閉鎖的なのは嫌だ」「Googleみたいなオープン性が重要だ」みたいな感じだったので、噂になっていたAndroidの出現を待ちわびました。

Xperiaにも興味がわいたのですがソフトバンクのAndroidが出るまでひたすら耐えました。そして発売されたのが、私のスマホ人生を決定づけた「GALAPAGOS 003SH」です。

www.sharp.co.jp

満を持して登場した、ソフトバンクの国内メーカー初?のAndroidスマホです。当時でワンセグ・おサイフケータイ・赤外通信に対応している国内のメーカーらしい作りになっておりました。そして一番の特徴はなんと裸眼で3D表示に対応しているフラグシップモデルです。値段は約8万円・・・。

正直言ってくっそ使いにくかったです。これに良い思い出があってけがされたくない人はブラウザバックしていただければと思います。

スペック・機能・特徴

このケータイの良い点と悪い点をお伝えいたします。

良い点

・画面がきれい

・ハイビジョン動画撮影可能

・おサイフケータイ

良い点はやはりシャープなので液晶のクォリティは非常に高いです。あとはハイビジョン動画撮影がよかったです(容量馬鹿食いで端末が熱を持ちまくるのは置いといて)。あとはおサイフケータイがくっそ使いやすかったです。Suicaにも対応していたので、重宝しました。

悪い点

・レスポンス

・ソフトウェア全体

 ・メモリ

・電池

・プリインストールアプリ

・ストレージ

・対応アプリの少なさ

掘り下げてお伝えしますと、まずはレスポンスの悪さ。恐らくはソフトウェアが作り込まれてなくて、めちゃくちゃ反応が悪いです。できの悪いゲームをやっている気分です。そして電池の持ちも非常に悪くて、1年後には会社に行って返るまでもたなくて、常に充電が必要な状態です。

フラグシップモデル(笑)

そしてなによりクソなのがストレージでした。現在では128GBとか64GBとか当たり前ですが、このスマフォはなんと1GBです。内、データが入れられるのは380MBです。

gpad.tv

大きめな動画ファイル入れたらそれで終了ですね。「ならばいらないプリインストールアプリを削除」だと思ったら、そこはガッツリガードされてて、削除できないのがめっちゃ多い。それならば「SDカードだ!」と思ったら多くのアプリは「SDカードに置かないでね!」と言われる。大容量アプリもだんだんと増えてアプリを入れるのであれば他のアプリを削除しなければいけない状態に。PSのメモリーカードを思い出す作業でした。

そして決定的に嫌になったのが、これは私のやつだけがなったのかわかんないですが、利用して1年半経ったあるとき電話のアプリが起動あるいは落ちて電話できなくなりました。当時はLINEが一般的じゃなかった時代でしたので、メールで連絡をするしかありませんでした。とうとうこのスマホは電話としての役割も忘れたようです。そして友人とこんなやりとりを

友人「電話してこいよ」

私「電話ができない」

友人「お前電話でメールしてんだろ?」

私「電話が使えなくなった」

友人「それ電話じゃなくね?」

iPhoneの試作機をジョブズは何度も作り直させたと言われておりますが、ガンジーでもこのケータイの担当者をクビにすると思う、そんなスマホでした(あくまで個人の感想)。

あ、ちなみにわかってたと思いますが、3D表示はほぼ使わなかったです。

日本のスマホ

このスマホを使った時点で、「あ、日本人にはスマホは作れない」と感じました。当時の国内のパソコンにあったような、機能重視で不必要なソフトがたくさんあって使いづらいというのがそのまま出ているスマホでした。そしたら案の定、国内のスマホ市場はほぼ壊滅しましたね・・・。

このことがあってから、すぐにiPhone5が出たので光の速さで機種変更しました。そしたらすごすぎて感動しました。ヌルヌル動いて、かっこいいし、アプリが落ちない、強制再起動しない、アップデートもきちんと対応していることに感動しました。

という経緯でiPhoneを利用しております。今のAndroidはすごく使いやすいという言われますが、Androidにトラウマがあって使えなくなりました。

皆さんのケータイの思い出とか教えてくれるとうれしいです。

 

ちょっと待て、スマートな電話なのに

電話できなくなった、むしろアホになってね・・・?

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友人がいないお前にいらない機能を

省いたからスマートじゃ・・・

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最後まで本業が回復しなかったダイエー

どうも係長です。今回はダイエーの続きです。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter16 ~ダイエー~後半

 

異例の社長就任

ダイエーは鳥羽社長と中内会長が退任して以降、資産の売却やリストラ策などで再建を目指しましたが、失敗したと言いましたが、そもそもの原因として、本業がうまく行かなかったと簡単に解説しましたので、今回はこのあたりを深掘りしたいと思います。

このあと社長を担った高木社長は以前のV革作戦の時の担当者であって、元々はリクルートの取締役でした。鳥羽・中内が退任した当時は社長込みの顧問という異例の対応でした。

社長に就任した高木は早速資産の売却を行いました。さらに前鳥羽社長と異なり本業の改革に乗り出しました。赤字店の閉鎖。さらには既存店の改装を行い、新商品の開発と専門店を組み合わせて売り場を再構築しました。そして店舗の効率化を実施して、商品回転率を2割向上させ、売価を2割減らして、1坪当たりの売上高と利益率を1割高めて、全体で340億円を増やそうとしたり、品切れの削減などをして、全体で500億円の利益を生み出そうという作戦を実施しました。

リストラ・組織改革の結果

まずはコスト削減として希望退職を実施。あっという間に希望退職枠の1000人に達したようです。この希望退職も直前にいきなり本部から店舗に異動を命じられたり、その逆の人もいたとのことで、なかば強引ともとれる形だったようです。さらにはこの裏で人材派遣会社から販売員を1000人を集めてもらったとのこと。ようは合理化ですかね・・・。

高木社長はさらに組織や社風などの改革にも着手。本部と店舗の意思疎通を円滑にするため、カンパニー制の廃止。服装・髪型・出勤時間・出勤場所も形態に合わせて個人が選択できるようにしました。さらには副部長以上が漢字、それより職位の低い社員はひらがなというような文化を廃止したようです。私は21世紀にもなってまだこんな社風があったのかという驚きが先にでました。

さらには店舗本位の店作りをさせて、業績が良ければ給与などの評価に影響させるといったことも実施しました。パートの意見を聞くという会を開いて、現場から情報を吸い上げるという仕組み作りを行いました。

これだけのことをしながら結果が出ず、結局2003年の利益目標の200億円に大きく届かず、130億円にとどまりました。

焦るダイエー

この頃ダイエーは追い込まれていたのか、マルエツと合併することを一部に提案したようです。これはマルエツを存続会社にして合併して、合併差益を生んで利益を作る会計のテクニックが狙いでした。これには提案されたほうはぶち切れした模様です。

他には専門店を強化して新規顧客を開拓する施策を考えて発表するも、結果が振るわずすぐに引っ込めたり、3年間で175店舗を改装するも改装後売上が1割増加した店舗は1割程度で改装停止したりしました。

食品スーパーのマルエツから売り場指導してもらうなど実施しまして一定の成果を上げることもできましたが、結局大きな成果につながりませんでした。その他にもいろいろな施策を実施しますが、明確な回答を見つけることができず競合店との差は如実に表れてきました。

とにかく拡大路線で新規出店で大きくなったダイエーにとって、既存店の改装をすることができず、マーケティングが苦手でした。2004年にある基幹店の大型改装に着手しました。高額所得者を狙って商品も高額なものを用意しましたが、その結果売上が下がり、あるかき入れ時の日曜日には前年の2割減という結果も出るほどで、とにかく消費者のニーズをくみ取ることができませんでした。

このいろいろな施策を実施している中、ライバルのイオンやイトーヨーカ堂は着実に成長していきました。借入返済が大きく、ダイエーの設備投資額はこの2社と大きく突き放されてますますダイエーは窮地に立たされ、結局は産業再生機構入りとなります。

これらを見てますと高木社長の施策の基本ベースはV革作戦と同じでした。商品の回転率を上げてロスカットを減らすなどを数値目標設定していけば結果が出てくるとおもったのでしょうか?しかし当時と外部環境が大きく異なっており、またダイエーも立場が異なり、余裕のある状況ではなく、すぐに結果が求められている状況でした。ダイエーはV革のような奇跡をもう一度起こせるという考えがあったのでしょうか・・・。

 

結局は過去の成功体験から脱却できなかったのかな?

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一度成功した体験を捨て去るというのは

なかなか難しいからな

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           そう、誰かさんのように・・・

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あれれ~?なんでこっちを見るのかな~?

 

ダイエー最後の攻防

ダイエーの動画を上げきったらブログを上げると思った君、残念だったな!しくじり企業Lを出したくてそっちに注力してました。すみません。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter16 ~ダイエー~後半

 

産業再生機構入りに対するそれぞれの立場

ダイエーはマイカル以上に巨大でした。マイカルは会社更生法という結末の形でしたが、当時の負債だけをみれば、ダイエーはマイカル以上だと思います。ではなぜ破綻ではなく産業再生機構となったのかなどをお話したいと思います。

ダイエーの場合は多くの人が感じているとおり、倒産できなかったのは巨大すぎるからです。ダイエーが破綻した場合、多くの納入企業を中心に連鎖倒産する恐れがあり、地元の雇用や流通を担っている重要な企業だけに、経済不安になる恐れがありました。それを回避するために当時の小泉首相もダイエーは破綻させてはならいなと、異例の声明をだしております。

破綻直前のそれぞれの立場をまとめますと

  • 政府・・・立場上静観する構え。政府が一部の企業に肩入れするのは難しかった。再生機構の対応にもいらついていた。
  • 経済産業省・・・ダイエーの産業再生機構入りを回避するためにいろいろな対応を実施。最後までダイエーの意見と一致していた。理由としては金融庁や銀行の、金融面の支店で再建計画をするのが納得できず、納入している中小企業などのことも地域経済を含めて考慮していた。
  • 金融庁・・・前提の考えとして当時課題であった不良債権を減らしたい。その思惑からか、当時の竹中金融担当相は先送り型の再建計画をしないでほしい。要はとっとと産業再生機構入りをしろということだと思います。
  • 主力銀行・・・早くダイエーには産業再生機構入りをしてほしい。実際は産業再生機構入りして、ダイエーの債権を不良債権扱いから外したかったのもある。なのでダイエーが独自再建案を持ってきた場合のカードは金融支援をしないというものだった。
  • 産業再生機構・・・あまりどちらの味方というわけではないですが、資産査定をする上で、実は民間のスポンサー用の査定と産業再生機構用の査定を同時にやっていたため、ダイエーは両方の査定対応に苦慮して遅れていました。産業再生機構の逆算ではこのままだと期日(破綻回避の為の期限)に間に合わないから一本化を要請していました。ただ、立ち上げ当時で政府の肝いりの組織の為に失敗は許されない立場でした。
  • ダイエー・・・産業再生機構入りを拒否しています。そのため民間のスポンサー候補を含めて査定を行ってもらい、最適な提示を見てから決めたかった。という言葉もありますが、経営者への責任追求を恐れていた面もあったようです。当時の産業再生機構の社長であった斉藤惇氏が書かれた日経の私の履歴書では、最も気にしていた部分だったと記載されております。

www.nikkei.com

決めないダイエーに苛つく銀行

それぞれの思惑がありますが、大きな枠組みとして、金融庁・主力銀行VS経済産業省・ダイエーという構図になっておりました。

ダイエーの高木社長も主力銀行から、金融支援のカードをちらつかされて早く産業再生機構に入るよう促されますが、拒否しました、というより逃げました。主力行のトップと高木社長のトップ会談でも、高木社長は「ここでは決められない」と逃げております。

産業再生機構の期限ギリギリにの役員会の決議で産業再生機構入りの議題を持ちかけるものの「産業再生機構には協力するよ!」「民間スポンサーの査定もするよ!」「民間スポンサーの入札結果で決めようぜ」という決議で終わっています。つまり現状維持でした。これは労働組合も「民間支援でやろうぜ」という決議を全国で決議して、ダイエー経営陣と思惑が一致しておりました。これには銀行側も困惑です。

しかしながら、金融支援が絶対に必要という立場でもありました。というのも監査法人から金融支援がないのであれば、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)の注記を付さないと言われていました。つまり「この会社やべぇ」という烙印を押されて、資金調達はさらに困難な状況に陥ります。そのため絶対に金融支援は取り付ける必要がありました。

この案件に関して最悪の結末はやはりなにもできず、間に合わず法的整理(会社更生法・民事再生法)になることです。こうなれば銀行側も損害額が莫大に跳ね上がり、経営陣も全取っ替えの可能性もあります。なのでこのシナリオは「○なばもろとも」という展開です。

最後の攻防

産業再生機構が提示してきた10月12日に、主力行は高木社長に対して最後の説得を5時間行いましたが、結局は納得せず「民間スポンサーの入札と一緒に考慮したい」という回答で保留にした。その後高木社長は雲隠れしたと言われて、誰も連絡が付いておりませんでした。

このとき何をしていたかというと、経済産業省の幹部と面会していました。ことの報告をするためですが、実際は後ろ盾の確認をするためだと思いますが。しかしこの動きが官邸にはバレており、政府は「過度の介入をするな」という通達をしました。これによりダイエーには後ろ盾がなくなり、結局産業再生機構入りをせざるを得ないという道しかありませんでした。そして10月13日に産業再生機構の一本化に決まり、ようやく再建に向けて動き始めました。

 

なーーんか誰もダイエーについて考えてないよね

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しょせん取引・商売だからな

利害が一致しないと動かないだろ

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         お前の周りの人間関係と一緒だな

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え・・・・

 

↓参考にした書籍

 

Youtubeはどうなるのか?

最近Youtube周りがここ年末から世界的に騒がれております。

ローガン・ポール騒動

特に有名になったのはローガン・ポール氏の騒動です。日本での青木ヶ原樹海にて死体を見つけた彼は、それを動画に収録してYoutube上にアップしました。動画は630万回再生されたが、ポールは批判を喰らって、動画を削除しています。ローガン・ポールは100万ドルの寄付をして、沈静化したと思いました。しかし、その後も彼は池から掬った魚に心臓マッサージをしたり、ネズミの死骸に電気ショックを与えたりという過激な動画を投稿して、また批判を集めました。

彼は元々Vineで身体を張った動画をVine上で投稿していたが、そのときは比較的に健全な動画だったとのことだ。彼はGoogleの広告ラインアップGoogle Preferredから外された。しかしこれだけのことでした。

Youtube側も1600万人ものチャンネル登録者数を誇るものクリエイターで、彼がYoutube上で稼いだ広告収入は年間1250万ドル。この分がYoutube側からすれば広告を出せなくなるという痛い問題もつく。しかも彼が起こした問題は倫理的な問題で、明確な違法行為ではないため、罰則が難しいのでしょう。

Youtubeパートナーシッププログラムの変更

ポールの話が起因したわけではないが、Youtube側は収益化できるYoutubeパートナープログラムの変更を行いました。条件は過去12か月の総再生時間が4000時間以上、チャンネル登録者数が1000人以上にです。この動画で過激な動画は減らないという意見が多くありました、恐らくですがこの変更の目的は審査対象となる広告の削減だと思います。Youtube側は機械による自動判別をして収益化できるかどうか判断して、収益化できなかった場合は一定の再生回数を超えてれば審査請求ができたり、チャンネル登録者数を1万人超えていれば事前に審査をすることも可能です。

gigazine.net

これらのことを考えるとYoutube側からすれば審査対象とする動画の削減に入ったのではないでしょうか?以前よりYoutube側も大手の広告主から不適切な動画に広告をつけて苦情が入るなどの問題を抱えていたので、その問題を回避するための措置だと思います。これにより健全化が図れ、広告主が回帰する期待もある一方で、敷居が高くなって、小遣い稼ぎ程度でYoutubeに投稿するのは難しくなりました。

企業の流入

最近企業側に健全化された巨大なメディア市場に流入してくる傾向が見られています。大きな話題では先日ジャニーズはYoutubeにチャンネルを作ると話題になりました。今まではPVを流すなど広告媒体の一つに過ぎなかったYoutubeが企業自ら専用のコンテンツを配信するとのこと。テレビやラジオなどのマスメディア媒体は広告が減っていく一方なので、企業は今後もネットワーク関連の媒体に進んでいくことは容易に考えられます。

www.cinra.net

 

私はこのYoutubeにプロが参入するほうがより脅威だと思っております。最初は唯の動画共有サイトでしたが、稼げるようになり発展してYouTuberという職業ができました。クリエイターも成長しプロ並みの編集を行える人もいて、大型で派手なの企画ができる資金力を持つ人も現れています。

しかし企業にこれらYoutuberが勝てるのかは不明確です。やはり大概の人は専門家には勝てませんし、組織化しているクリエイターに真っ向勝負で挑めば大概負けると思います。

Youtuberが生き残るには

この中でもYoutuberとして生き残る為にはコンテンツに独自色を出して、クオリティの高い動画を上げ続ける必要があると思います。マスメディアと違い、全ての人に届ける必要はなく、一部の人に刺さるコンテンツ作りが重要だと思います。企業が尖った動画を作れるかどうかは不明確ですし、企業の参入によって新規の視聴者の流入もあるので、逆にチャンスが広がるという見方もできると思います。

Youtubeの規制が厳しくなる一方で、有名になるには手段が限られると思います。Youtubeの規制を網の目のようにくぐり抜け、さらなる過激な動画になるのか、Vtuberみたいな新たな方向で伸びるのか楽しみですね。

 

有名になるにはどうしたらいいのか?

そうだ!

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みなさんどうもご自由にどうぞ

フリーおっぱ・・・

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アウトォーーーーーー

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AppBankマジで大丈夫? 2017年12月期決算発表分析

先日Youtubeにてしくじり企業をアップしました。後半は1,2週間後を予定しております。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter16 ~ダイエー~前半

んで、今回ですが久しぶりの決算関連のブログです。本ブログで追っていた、AppBankについての本決算発表がありましたので見てました。

前回のブログ

www.cakaricho.com

 

業績

期首予想(2016年決算発表資料)カッコ内は前期比

売上高:2,550百万円(+9.3)

売上総利益:1,150百万円(+22.9)

営業利益:50百万円

経常利益:40百万円

純利益:25百万円

 

予測修正(2017年8月10日発表)

売上高:1,800百万円(期首予想比較で▲29.4%)

営業損失:▲290百万円

経常損失:▲310百万円

純損失:▲410百万円

※▲はマイナス表記

 

実績(2018年3月2日発表)

売上高:1,829百万円

売上総利益:625百万円

営業損失:▲269百万円

経常利益:▲275百万円

純損失:▲459百万円

 

業績について

期首ではメディア事業では、非ゲームジャンルへの積極的進出、海外ゲームメーカーとの協業を模索するなどを挙げており、ストア事業では店舗網の拡充と新業態への挑戦、自社ブランドの展開を挙げてます。

前期に挙げた強み

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今期に新たに挙げられた事業環境

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勝手な解釈ですが、前期は成長戦略を描いていましたが、今期はいいわけがましいものを感じとれます。

メディアに関しては売上が下がっているにもかかわらず、アプリ開発費用などの外注費や様々な法務や内部統制関連で費用が増加(恐らく炎上関連?)。売上は下がったが、販管費が増加したことにより、前期より多くの損失を生んだようです。

ストア事業に関してはさらに悲惨です。前期の売上が1,448百万円としており、今期の売上を1,541百万円と予想していたが、実際は1,008百万円と3割減となっておりました。元々期首の計画ではこのストア事業の伸びでメディア事業をカバーしていく形としていたのが、損失になった形です。

店舗網を拡大すると言いながら、中間の発表で市場環境が飽和状況で、売れないから不採算店舗を閉鎖するというのはあまりにひどいのではないのしょうか?AppBankはマーケティングをやっていないのでしょうか?不採算店舗の閉鎖に伴う特別損失を多く計上しております(特別損失142百万円)。

前期の決算資料

今期の決算資料

分析

ここからは情報を総合的に見た私の勝手な分析なのですが、そもそもAppBankが急激に業績が悪化したのはリワード広告の撤退から始まります。

nlab.itmedia.co.jp

収益源をなくして、新たなビジネスモデルを出さなければならないので、全面に出したのがストア事業だと思います。ユーザーの意見を取り入れたPB商品を全面に展開していこうと思っていたようですが、スマホ関連の市場はすでに飽和状態で革命的な商品がない限り成長は難しいです。そもそも始めたのもYoutubeなどでの人気や収益で成り立つものだったにも関わらず、炎上関連で売上が激減したのではないでしょうか?多くの店舗が不採算店舗だったのがわかり、早めの店舗閉鎖を実施したのだと思います。

恐らくは計画策定時にトップが「利益が足りないからもっと増やせ」とでも言ったんですかね?

キャッシュがまだある程度あるようですが、今期と同じような業績であればキャッシュは危険水域に達するのではないでしょうか?純資産も大きく減っているので、再来期あたりには債務超過も見えてくるのでは?

いずれにしろ歴史が短い企業に対して、この業績はやばいと思います。

そして致命的なのはビジネスモデルを描けていないこと。決算資料を見ましたが、ビジネスモデルや事業機会の部分が非常に抽象的で、その割に外部環境を多く記載している状況です。今回また下方修正するようであれば、代表交代もあるのではないでしょうか?3期連続の赤字はさらなる株価の暴落を招くことになると思います。

今後も半期ごとの決算内容をブログにしますね。

 

しくじり企業のBGMについて

どうも皆さんお久しぶりです。とりあえず、先日アップした動画を貼らせていただきます。やっぱモニター変えるといいです。特に4Kだと文字が小さいのかなと思ったのですが、設定でどうにでもなります。それ以上に動画の編集で便利ですわ。


【ゆっくり茶番?】思いっきりPC環境を変えてみた 2

 

宣伝はこれくらいにして、今回は前々から書こう書こうと思ってたのですが、なかなか書けなかったしくじり企業のBGMについてです。あちらこちらでちょういちょい質問をいただきますので、ここで一気に紹介します。

本編のBGMは主に甘茶の音楽工房さんからDLして使用しています。それぞれ曲名もお伝えしますね。

わかりやすいように時間基準でお伝えします。今回は15話のアタリ回の時間となります。曲をクリックするとサンプルを聞けます。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter15 ~アタリ(Atari)~

OP「午後のお散歩」

まったりしてて、平穏を感じさせるBGMです。導入部分で使用してます。

1:15「赤いドレスの女」

大体起承転結の「起」にあたる部分となります。妖艶な感じのいかにもJAZZって感じのBGM。しくじり企業シリーズ最初のエンロンの時代背景を考えて挿入しました。

5:22「打ち上げ花火」

これ聞いたときにはマジでこれフリー音源!?と思うほどいい曲だと思いました。元々和ロックみたいなやつが大好きでした。タイトルにもあるとおり、打ち上げ花火のように企業が急拡大にしているときに使用しています。

8:49「突撃」

タイトルは突撃。さらに拡大するときや、対峙するとき、状況が転じたときに使っています。使いどころが一番難しいです。別のBGMも考えたのですが、某ゆっくり解説とかぶりそうだったので、これにしました。

11:14「月夜の泥棒」

おそらくこのシリーズで最も象徴的なBGMだと思います。タイトルは月夜の泥棒。微妙な怪しさ、間抜けっぽさがあるけど、明るくなく、暗くなくという悪い言い方をすれば非常に立ち位置が微妙なBGMです。このBGMが一番愛されているなとニコニコを見ていてわかりました。しくじり企業Lではこの動画を切るのを一番ためらいました。

14:59「ボス猫の登場」

これは場合によって使うという感じです。新たな敵が出てきたときなんかに入れます。

15:39「ブリキの戦争」

終盤の破滅へ向かっているときに使うBGMです。追い込まれているときや絶体絶命な感じでしたので使用しております。

19:21「午後のお散歩」

現実に戻すために再びOP曲を使用しております。

21:22「まったり気分」

ED用です。最後は明るく締めたいのでこの曲を使用しております。いろんなところで使用できる曲だと思います。

 

しくじり企業Lも書こうとしたのですが、結構時間がかかったので書けませんでした。またいつか紹介したいと思います。

ゆっくり解説を作る人はわかると思いますが、BGM選びが非常に難しいです。動画のテンポを変えるためになるべく強弱をつけて構成したのですが、ゆっくりボイスを合わせるとなると結構限定されます。固定だと飽きてくることもあると思うので、今後も追加したり、変えたりして楽しめる動画を作ろうと思います!

 

結構質問が多いのでまとめてブログにしました!

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みんなもおすすめのフリー音源があったら

教えて欲しい!

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           んでなぜこれをブログにしたんだ?

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編集で何百回も聞いてると飽きてくるので、

そろそろほかの曲も入れたいんだよね。

探す時間もないので教えて欲しい

闘会議2018・JAEPOの感想(主に写真)

以前Twitterで行かないと言ってた闘会議ですが、木曜日に12日が振替休日だということを知って、いけるのではと思い、行ってきました。去年も行ってたの忘れてました。

www.cakaricho.com

 

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去年より協賛会社が増えた?

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結構人が多かった。

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パノラマで撮ってみました。優先と言っても、その優先自体が多かったです。

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去年スイッチのデモがありましたが、今年はありませんでした。

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最初に共同開催されたJAEPO(ゲーセン系)に足を運びました。小さいわずかなスペースにまさかのAtariのPONGが置いてありました。Twitterで聞いた情報によるとクラウドファンディングでの資金調達で製作されたものらしいです。担当者に「動画作りました!」って言ったら怒られるのかな?

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タイトーのインベーダー。筐体が大型化している。

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セガのアーケードの音ゲーのオンゲキ。セガってこんな絵のゲーム出すんだ。これよりもサクラ大戦たしてほしいなぁ。

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FGOのアーケードゲーム。システム的には艦これアーケードに近そうですね。またアーケードに人が並ぶようになりそう。

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アーケードにはまだVRで頑張ってるところが多かったです。

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こいつらが一番人気でした。f:id:cakari:20180211193354j:plain

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ところ変わって、闘会議のレトロアーケードコーナー。SNK関連が多かったです。懐かしのポスターとかありました。キングオブファインターズ98が20年前というのが衝撃でした。

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やはり人気だったPUBG。ここは常に人がいたという印象でした。

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ここも人気でしたね。ただ、去年の方が盛り上がっていたのは確実だと思います。

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丸投げコーナー。主に物販を売ってました。

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ゲーム実況者のいい大人達。私が動画作るきっかけになった方です。決死の思いで「私も投稿者です。しくじり企業知ってますか?」と聞いてみたところやはり知らないようでした。この人達にも知ってもらえるよう頑張らねば。

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アナログゲームコーナー。結構盛況で面白そうでした。

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プレステブース。この日はCODやGTなどをプロがプレイ。面白かった。

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サッカー好きの私が楽しみにしていた、ウイイレのCO-OPトーナメント。まさかの機材トラブル。40分以上経っても試合開始しなかったので、帰りました。

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元々はプロライセンスももらえるという重要な試合だったのですが、機材トラブルで、結局1時間以上ぐだって、大会取りやめになりエキシビジョンマッチになったようです。参加者はかわいそうの一言。さすが協会公認のプロの大会ですね!

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モンストのXFLAG。こちらはモンストとファイトリーグの二本立てでやっているが、ファイトリーグの人が少ない。初めて聞いて、結構販促をやってましたが、どうやら去年の夏からあるようです。本当に大丈夫なのか?

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ゲーム実況ステージ。やはりゲーム実況者は人気ですね。人がたくさん並んでいる写真は、ファンが実況者と写真を撮ったりふれあっていたのですが、その待機列です。ゲーム実況者の影響力は健在のようですが・・・。

ゲーム実況者が今後のゲーム実況について語るコーナーがありましたが、非常にネガティブ思考でした。そもそも以前までニコニコを引っ張っていた大物、有名実況者の多くはYoutubeに流れているようになったため仕方がないっちゃ仕方がないですが。

多くのゲーム実況者も言っていますが、ニコニコを復活させるにはお金でもなんでもいいのでクリエイター・投稿者を戻さないと話しにならないと思います。

私の去年との比較した印象ですが、今回の闘会議はニコニコ中心のブースは小さくなっており、e-スポーツの要素を強めていたという印象でした。やはりニコニコの存在自体が小さくなっており、e-スポーツも流行らそうとしていますが、いまいち盛り上がりに欠けると思ったのは私だけなのでしょうか・・・。

 

まじ時間を無駄にしたわウイイレ!!

こんなんでプロライセンスを付与する立場なのかよ!

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機材トラブルということだが、

明らかに準備不足が見えたな。

先日折角発表されたeスポーツ連合も先行き厳しいな

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まー日本eスポーツ連合の素晴らしい役員陣と

選ばれたソフトを見れば色々と思うことはあるでしょ

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        今日はキレッキレっすな~

しくじり企業Lについて

今回しくじり企業の派生シリーズとして投稿しました、しくじり企業Lについてお話したいと思います。


【ゆっくり解説】しくじり企業L 01話 ~てるみくらぶ~

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しくじり企業Lとは?

多くの人からLって何の略?という質問がございました。答えはLight、Littleという意味があります。

このシリーズは本編と比べて違う点は

  • 動画の時間が短い
  • 情報の出所がネット中心の信憑性が薄い
  • テキストが少なめ、きつねゆっくりできめぇまるが解説
  • 解説の難易度を下げてます
  • 比較的に小さめの企業が多くなる

作った理由

この派生シリーズを作った一番の理由は、多くのリクエストを頂いていたのですが、情報の取得が難しかったり尺が足らないなどの懸念で、なかなか動画にできなかった面がありました。本編は経営史的に重要なものを扱って、深く掘り下げてました。当然様々な文献を読んで作ってたので、情報が少ないものなどは外しておりましたが、しくじり企業Lでは経営や経済自体を面白く知るというスタンスを目指しております。

また回を重ねるごとに凝ったものになっており、初めての人にとっつきにくい動画になっているのではという懸念がありました。しくじり企業の最初はニコニコ動画でアップしたのが最初でした。ニコニコ動画は比較的にコアな人物がいるのでネタや説明もそれに合わせて構成していましたが、Youtubeにアップし始めて多くの人に見ていただいておりますが、コメントで難しかったというものも見られました。それで短めでコアなネタも少なめにして、比較的に簡単にしてわかりやすくとっつきやすいものにしたのがしくじり企業Lです。

好評だったと安心していると思ってましたが、やはり「前の方がよかった」、「私怨が少ない」などのコメントもございました。

構成をかなり変えており、今までお約束だった部分やBGMも全て外しました。理由としては違いを出して、新しい価値を出すためでした。本編のネタを持ってくるというのは極力避けていくつもりではあります。

実はここだけの話しですが、当初ボイスロイドでの製作を考えていて、ソフトも用意したのですが、諸事情により中止になり、急遽きつねゆっくりを使用させていただきました。この話しはここで書くと微妙なので、Youtubeliveで話しをしたいと思います。将来的には全く新しいキャラに変更するという構想もありますが、それはもう少し固まったらお話したいと思います。

今後

今後の展開として、しくじり企業本編としくじり企業Lを交互に1ヶ月ペースで投稿しようと考えております。編集も簡単なので、動画の投稿ペースがちょっと早められるかもしれません。

本編、Lの両方で視聴者さんを楽しませるように頑張りたいと思います。

 

派生シリーズとして投稿した「しくじり企業L」

こちらの応援もお願いします!

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これで紹介できる企業の範囲が広がった

これからもいろんなリクエストを待ってるぜ

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           それでこの動画を出した本音は?

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編集が結構楽なんだよね

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