オロドウ日記

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なぜシャープは鴻海と組んだのか?

ここで宣伝。しくじり企業Lアップしました。


【ゆっくり解説】しくじり企業L 09話 ~遠藤商事Holdings~

シャープの補足ブログのラストとなります。今回はシャープと鴻海について解説します。

 前回↓

www.cakaricho.com

 

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画像はGetty Imagesより

 

鴻海精密工業

鴻海精密工業(鴻海)は台湾に本社を置く電子機器受託生産(EMS)を行う企業です。2017年の連結売上高は4.7兆台湾ドル(約17.7兆円)と、日本でこの売上に勝てるのはトヨタのみです。鴻海は1974年テリー・ゴウ(郭台銘)が24歳の時に起業。中国の安い労働力を武器にEMSで成長して、巨大な鴻海グループを形成しました。この鴻海は現在シャープの株式を65.93%保持しており、傘下に収めております。この鴻海はなぜシャープを傘下にすることができたのか。

鴻海とシャープの馴れ初め

シャープと鴻海が付き合い始めたのは2000年前後。当時のシャープはノートパソコンの生産をメーカーに外部委託しようと台湾メーカーを物色していて、その中の一つとして鴻海がいました。当時のテリーは「我々は単なる組立やで終わらない」と溢れんばかりの野心を出していたようです。

鴻海とシャープの提携

その約10年後の2010年に堺工場の稼働率が悪化して、液晶事業のてこ入れが急務でした。そこで当時の社長の片山は鴻海との連携に動き出しました。シャープは液晶の特許実施権の許諾契約を鴻海グループの液晶パネル大手である群創光電(イノラックス)と結びました。

その後シャープと鴻海の距離はどんどんと近づきます。しかし当時の会長の町田は鴻海を油断ならないとして、片山に変わって一歩引いて交渉します。そのため積極的な連携が図れませんでした。とは言うものの、この時のシャープは赤字を垂れ流し中で、血(資本)を欲しており、鴻海との提携は避けては通れない状況でした。シャープは2012年に最も出血が酷い堺工場への出資比率を下げて、代わりに鴻海グループが出資を行ってもらいました。さらに鴻海はシャープ本体に対して10%を出資するという案で合意しました。鴻海は堺工場への出資を実現し、堺工場に対して50%の出資をすることができました。しかしシャープ本体への出資はこのとき実現できませんでした。

実現しなかった理由として鴻海(テリー)はシャープの業績が悪化しているのを見て、より有利な条件を出そうとシャープに対して揺さぶりをかけ続けました。例えば、堺工場に対して他社(VIZIO)の出資も受け入れて欲しいだとか、鴻海の出資比率をもっと上げて欲しいなど・・・。シャープもなんとか躱そうとしますが、この煮えきれず、決断が遅いシャープにいらだったのかテリーは「丸ごと買うぞ」と思わぬ本音を漏らしたこともあったようです。

鴻海が接近する理由

鴻海はなぜ、ここまでシャープを欲したのか?鴻海は中国の安い労働力を武器にEMSで成長しました。しかし中国の労働力が高騰しており、この方程式に陰りが見え始めました。そのため鴻海は高付加価値生産へのシフトが求められます。そこで現れたのが高い技術力とブランド力を持つシャープでした。テリーはシャープと鴻海が組めば宿敵のサムスンを倒せると豪語しました。

私は鴻海とシャープの交渉の相性は互いに悪かったと思います。鴻海はトップダウンでテリーが全てを決定します。テリーは相手に決断を急がせて、ある程度まとまったところでも、翌日になったらより有利にならないかさらに詰める中国式の交渉です。逆にシャープはボトムアップで合議でものごとを決定。しかも当時は奥田・片山・町田がバラバラに動いているキングギドラ経営でトップが誰だかわからない状況の時でした。交渉がうまくいかないのも当然かと思います。

サムスンとの浮気?

シャープは鴻海以外にもクアルコム等からも出資交渉も行っておりました。その中でも注目すべきはサムスンでした。サムスンはシャープの複写機事業なども求めてシャープに近づきます。2013年シャープはサムスンから100億円ほどの出資を受け入れました。しかしこの出資に懸念を示したのはもちろん鴻海(テリー)です。鴻海はシャープと一緒にサムスンを倒すと考えていたのに、そのサムスンの出資を受け入れるというのは納得出来ませんでした。

その後、社長は高橋に代わり本格的な改革を行い、シャープはなんとか危機脱出か?ということで支援の話しは少し隠れました。しかし高橋は実情を把握しておらず、単体での再生が不可能になるほどの巨額赤字を計上することになります。

残された道

このときシャープに残された道は二つ、鴻海に助けられるか、産業革新機構に助けられるかの二択でした。

産業革新機構は全部で3000億円規模となり、事業部門ごとに他社と提携切り離して、液晶部門はジャパンディスプレイと、家電部門は東芝の家電部門と統合する大枠でした。経営陣は総退陣、社員の雇用も不透明で、銀行の出資に関しては2000億円の優先株を放棄させ、1500億円のDES追加(債権の株式化)という形でした。

対して鴻海は7000億円規模の出資となり、事業形態は原則現状維持、経営陣・社員も現状維持、銀行出資は2000億円の優先株を簿価で買い取ると約束をしました。

これらを見ると、圧倒的に鴻海の方がメリットが大きいです。逆にシャープは産業革新機構を選択した場合、銀行、株主から訴えられる可能性があり、負ける可能性が高かったようです。

では鴻海一択か?と言えばそうでもありません、産業革新機構の支援に決定すれば国内に技術を保持できます。逆に鴻海が支援することになれば技術が海外に流出する恐れがありました。しかしながら、既にシャープと堺工場を共同運営していのもあり、反論できる余地がありました。結局、産業革新機構ではなく鴻海の支援を受け入れ、鴻海の傘下となりました。

参考にした本↓

 

このときニュース見てたけど

なんで鴻海と?って疑問に思ってたなぁ

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産業革新機構は家電を東芝、液晶をJDIに統合案

ある意味怖いifストーリーだな

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            まあ手を差しのばしてくれるのは

            救う価値があるからだよな

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俺だったら救う価値がないと言いたいのかい?

 

 

シャープのクーデター

日産のゴーン社長の逮捕劇について、クーデターじゃないかと言われておりますが、実はシャープもクーデターがございました。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter20 後半 ~シャープ(SHARP)~

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歴代社長の関係性

シャープの2代目社長が佐伯旭で早川の姓ではないから、「親族経営ではない?」と思われるかもしれませんが、厳密にはそうとも言えません。佐伯旭が社長となり、第3代社長の辻晴雄は弟の妻が佐伯旭の子、第4代社長の町田勝彦は佐伯旭が義理の父に当たります。第5代社長の片山幹雄も父親が佐伯氏と親交があったとのことでつながりはありました。ただの親戚なので大きな影響があったかどうかは定かではありません。

地味社長

ドロドロの人事抗争が起きたのが片山社長時代~高橋社長就任までです。片山は「液晶のプリンス」と呼ばれて、社長を10年は務めると見られておりました。しかし、2012年に巨額赤字を計上して、責任を取らざるを得なくなりました。そこで白羽の矢を立ったのが奥田隆司でした。

奥田隆司氏は経歴は十分なのですが、社長候補には一度も挙がったことはなく非常に地味でした。当時、ソニーやパナソニックも社長が交代しました。ソニーはハワード・ストリンガーの四銃士と呼ばれた秘蔵っ子の平井一夫(現会長)、パナソニックは中村邦夫が後継者としていた、津賀一宏(現社長)。この中では奥田氏では物足りなさが出ております。「片山か、片山でないか」のどちらかの派閥争いの結果だっただけでした。

奥田・片山体制

このとき片山は社長を奥田に譲り、自身は会長職に退く意志はあったものの、代表権を残して影響力を残すつもりだった。しかしここに待ったをかけたのが3代目社長で相談役だった辻晴雄。この代表権を残すことに難色を示し、片山を説得。片山は代表権をなくすことを受け入れ、相談役に町田、会長に片山、社長に奥田という体制となります。

しかしこの体制はわずか1年で終わます。シャープはまたも巨額赤字を計上して責任を取る形で奥田が退任。指導力不足による社内の混乱という評価が多かった。誠実な実務家で部長としては優秀だが、トップでシャープを率いることについては疑問視されていましたが、結果はご覧の通りです。

クーデター

この時にシャープはクーデターが起きました。2013年5月に「片山会長退任?」というような記事が出てきます。片山は「俺だけ責任取るのはたまったもんじゃない!全員道連れにしてやる」と憤慨していました。後日シャープの経営陣は北浜の料亭で集まり、今後の体制について話し合います。話し合うというより、副社長だった高橋が奥田に対して退任を迫った形です。奥田はその場での回答を拒否して退席しましたが、後に退任を受け入れます。もうひとりの主役だった片山はどうなったかというと、自宅で電球交換中に足を滑らせて入院して不参加だったようです。

トップへの権限集中

そして高橋が社長に就任して社内の改革が本格的にスタートしました。高橋は動画でもお伝えしました通り、過去の社長達を経営から引き離して、トップに権限を集中させました。(成功したとは言ってない)

この間の内紛がシャープが低迷から脱せなかった大きな要因と評価されております。辻・町田・片山・奥田などの多くの歴代社長が口を出した結果、まとまらず低迷の原因を作りました。

最近とある人の逮捕によってトップに権限を集中するとガバナンスの問題があるというのが言われておりますが、船頭多くてなんとやらでバラバラになるのも決して良くはないというわかりやすい事例だと思います。

 ↓参考にした書籍

 

トップに権限集中するのも良くないけど、

分散しすぎてもダメなことがあるのか

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答えが出ない問題だけど、

その時々によって変えるのもありだと思うがな

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         ところでこのブログの代表は

         俺だよね

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      はあ?

 

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カリスマの落日 カルロス・ゴーン逮捕

日本の経済界に衝撃が走りました。

突然の逮捕

長期にわたってルノー・日産・三菱自動車を率いていたカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反で逮捕されました。容疑は有価証券報告書の虚偽記載となります。

具体的な虚偽内容はゴーン会長の報酬を約50億円過少申告をした疑いです。有価証券報告書では2015年3月期までの5年間におけるゴーン容疑者の報酬を49億8700万円と記載しておりましたが、実際は99億9800万円との疑いがあるようです。

日産は「当社の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ」とリリースしております。これは投資資金を不正に流用、また経費の不正に使用したとのことでした。

発覚の要因は内部通報を受けて数ヶ月間に渡って調査をした結果、不正が発覚。東京地検特捜部が11月19日に逮捕に至ったようです。

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newsroom.nissan-global.com

あとおまけに代表取締役のグレッグ・ケリー氏も逮捕されました。

記者会見を実施

逮捕された同日の22時に代表取締役社長兼CEOの西川氏が記者会見を行いました。内容は主に株主への謝罪、ガバナンスの欠如によるものだったということで、捜査中のため新規の情報はあまり出ませんでした。

負債2兆円を抱えて瀕死だった日産にルノーから送り込まれたカルロス・ゴーンは見事立て直し、カリスマとして注目を集めました。ルノー・三菱自動車の会長を兼務をしており、第一線から離れたと言われておりますが、未だに日産自動車の顔でした。記者会見でも西川氏はガバナンスの欠如を認めており、日産自動車内でのゴーン氏の権力集中があったことが窺えます。

元々ゴーン氏の報酬は高すぎるという批判が多く、批判を回避する為に今回のようなことが多かったのでは?という意見がありました。また「背後にもっと大きな事件があるのでは?」などといろいろな噂が飛び交ってますが、今後の捜査で詳細が判明すると思いますので、じっくりと待ちたいと思います。世界でも屈指の経営者の突然の逮捕劇なので、いろんなメディアが面白おかしく取材すると思いますし。

 

カルロス・ゴーンが逮捕ってまじ!?

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未だに日産といえばゴーンだからな

世界の第2位の会長が逮捕は衝撃的だな

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          どうする動画作る?

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ただの字幕動画ぐらいしか作れないぞ・・・

 

調査報告書みたいなのが出たらやるかも・・・。

 

シャープはなぜ液晶に注力したのか?

どうも係長です。ブログって本気で書くと時間がかかるので、書き始めるのに戸惑う。ということでシャープの補足です。

ブラウン管の敗戦

シャープはラジオを主力として戦い、ラジオから電卓、液晶へと戦場を移していきました。多くの人のシャープのイメージは尖った商品が多くて魅力はあるが、ブランド力ではソニーや松下電器(現パナソニック)には勝てないメーカーだと思います。大手メーカーではありますが、1.5流・2流という立ち位置ですね。

そのブランド力の弱さが最も影響していると思われるのがテレビです。日本で初めてテレビの量産化に成功して、テレビの浸透期には法人への販売などでシェアを伸ばしサービスも拡充させました。

しかしながらテレビの心臓とも言うべきブラウン管は他社製のもの。いくら技術を極めようともブラウン管が自社製ではないシャープはアセンブリ(組立)メーカーと揶揄されておりました。それ故にシャープは主軸となる技術を求めます。そんな時に常務の佐伯が、若手の社員から新しい技術として半導体があることを聞きつけます。佐伯は説明を聞いてすぐに半導体などを研究する施設として中央研究所を設立します。この半導体の研究が電卓や、後の主軸となる液晶の発展へと繋がります。

中興の祖 佐伯旭

話はちょっと変わりますが、動画のコメントを見ていると創業者である早川氏の評価は高かったのですが、2代目社長の佐伯旭もシャープに大きな影響を残して中興の祖と呼ばれた佐伯氏について解説します。経理出身でありながら、早川氏に見いだされ1959年に専務取締役に就任して、早川氏から実質経営を任されました。技術確立の為に大きな投資をして研究所を設立し、半導体、液晶、シリコン太陽電池、電卓、日本語ワードプロセッサーなど様々なものを開発することができました。1970年の社長就任時に社名もシャープに変え、電気屋から総合エレクトロニクスメーカーへ見事転身を果たします。その後も高い技術開発力、消費開発力、販売戦略、財務体制など様々な経営戦略に成功します。日本の高度経済成長期を代表する経営者の一人で、個人的には早川氏より佐伯氏のほうが興味あります。

 

液晶への注力

話しを液晶に移します。液晶の実用化は非常に困難を極めました。90年代になっても実装できる製品は一人で使用するPCのモニターが限界でした。テレビにスーファミをくっつけるなど奇抜な商品を作っておりましたが、相変わらずブランド力がなく、90年代に行った電機業界内でのブランド力は7位で、ヒット商品がそこそこでも顔の見えない会社と揶揄されてました。

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(SHARP 公式twitterより)

当時の社長である営業畑の町田社長にとって、この想いは特に強かったと思います。それ故に、シャープのブランド力の向上は課題でした。他の主力事業で今後も伸びると言われている半導体に関しては、確実に利益を出しますが世界の中でも20位程度。今後の投資額も考慮すればシェアを伸ばすのは困難でした。これらのことから、まだ事業として成り立つかわからない液晶に全てを賭ける決断を下しました。社内からは反対の声が大きく、町田社長は切り捨てる半導体の社員を中心に説得することに奔走しました。町田社長はこの時期が一番つらかったとおっしゃってます。

これらから、シャープの液晶への注力は並大抵な決断ではなかったことがわかります。シャープの肝いりだったAQUOSも大ヒットを飛ばし、世界に類を見ない垂直統合モデルの亀山工場も大成功となり、シャープは一時期栄華を極めました。

 

このスーファミ内蔵テレビは

電機屋で唯一ゲーム画面が写ってるテレビで

すっげー目立ってたし、欲しかったな~

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シャープや三洋が先に商品を開発して、

松下電器が改良して安く販売するがテンプレだったな

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       やっぱ後から出てきた安い方買っちゃうよね

       シャープって地雷商品も多いし

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お前公式から怒られるぞ

カドカワのWebサービス事業(ニコニコ動画)足を引っ張る

係長です。遂に大台を割りましたね。

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業績

カドカワは本日11月8日に第2四半期の決算を発表しました。

売上高:102,129百万円(+656百万円)

営業利益:2,864百万円(+5百万円)

()内は前年同期比

決算短信

決算説明資料

一部を除いて好調

前期より売上・営業利益がともに増加しているのにも関わらず株価はさえません。営業利益は出版が+25.1%、ゲーム・映像が+34%と大幅な増益で好調です。

プレミアム会員数減少が止まらない

問題はWebサービス事業。Webサービス事業に関しては売上が▲10.2%、営業損失は1億円の赤字となりました。第1四半期に比べて赤字幅は減りましたが、問題はプレミアム会員が下げ止まらない。第1四半期は200万人でしたが、第2四半期は194万人と6万人減少。

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画像はカドカワ株式会社の決算説明資料より

有料会員とMAUは増えてるし!

ネガティブ面だけではないようです。カドカワはニコニコチャンネルの有料会員数は伸びていることを強調。動画の投稿数、動画視聴者数・視聴回数が去年より増加していることをアピール。確かにMAU(Monthly Active Users)は910万人→1942万人、DAU(Daily Active User)309万人→319万人と増加。MAUが圧倒的に増えていて、DAUが微増というところから、コアユーザー数はそこまで変化はないがログイン不要で視聴できるようになった効果と思われます。

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アニメを強化していると強調。ニコニコではカドカワグループの強みを活かして公式アニメを強化しており、旧作アニメの無料配信や新作アニメの配信・コラボを増やしております。ニコニコチャンネルのの有料会員数が増加しているとのことですが、このうちいくつがdアニメストアなどによるもの不明。

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そのほか強調していたことはVTuberや生配信に注力。カスタムキャストや生配信におけるギフト機能の実装などです。

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ニコニコの今後の展望

これらをまとめますと、ニコニコの今後の戦略として

  • アニメ
  • Vtuber
  • 生配信

が挙げられます。カドカワグループの強みを活かして公式のアニメ動画を強化。新規としてVtuberを積極的に活用するかと思います。さらに、まだある程度勝てる見込みがある生配信に注力するというような流れかと思います。

第2四半期になって利益改善が見えております。懸念点は一人当たりの単価を高くするというのはリスクが高くなる点。数で稼げないニコニコが事業を存続するには有効そうです。

これらを考えますと既存のニコニコの動画部分に関して注力せずに軸足を変えてます。動画投稿を続けている私が去年から変わっていると感じた部分はサムネを変えたり等の動画投稿の画面がちょっと良くなった(Youtubeと同程度?)ぐらいで、さほどメリットは感じておりません。動画は見なくなったので改善されているかも良くわかりません。今後も改善さていく様子もないようですので、既存のクリエイターは別としてニコニコから離れて行った動画クリエイターがニコニコに回帰することはないと思います。

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おいおいどうやってこっからプレミアム会員を回復させるんだよ!

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Vtuber、生配信、公式アニメ・・・

通常の動画に関して言及ないな

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             お前これからもニコニコに動画上げるの?

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 うーーーーーむ

 

カカチャンネル 総再生回数1000万回突破!

どうも係長です。

カカチャンネルですが遂に1000万再生突破しました!本当にありがとうございます。

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チャンネル登録者数も7万人を突破しました。今年の目標は5万人だったのですが、あっという間にこえました。この数字を達成出来たのも多くの人が視聴してくださった結果です。

現在私の動画の公開数は35本ですので平均28万回とかなり高い数字をたたき出しています。ただ現在しくじり企業のJALが非公開状態になってるので、実際はもう少し高い再生回数なんですがね・・・。総再生時間は約1.2億分これが多いのか少ないのかわからないですが、自分の動画がこんなにも見て貰えるとは思いもよりませんでした。

今はニコニコ、Youtubeで動画を上げてますが、元々はニコニコ主体でした。そのせいかYoutubeでは当たり前の動画を数多く上げたりサムネやタグを工夫するなどの手法を知らずにガン無視した結果、サブチャンや公式でないにも関わらず投稿数が極端に少ない異質なチャンネルができあがりました。多分真似して出来ないと思いますし、私自身同じようなチャンネルができるとは思えないです。

中堅のチャンネル登録者数と動画再生数も決して多くない数字です。上はまだまだ果てしないので今後も妥協しない動画作りというスタンスを貫きたいと思います。

段々と成果が出てきましたが、懸念点もあります。多くの人に認知して貰っているので、きちんとした動画を作らなければならないと感じております。今までは優しい視聴者様の上で成り立っていたチャンネルですが、成長すればずっと同じ形で運営していくことは困難だと感じておりますので、評価を受けていると同時に責任も感じています。期待を裏切らないようにいつも必死です。しかし自分らしさは守ります!

 

1000万再生&チャンネル登録者数7万人突破!

本当にありがとうございます

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今後は多くの人に見られているという

自覚を持たなきゃな

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    ふっふ~、今の私は無敵だから大丈夫~

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 チャンネルBANされとるやんけ!!

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こうなる可能性があるから

日々精進だな

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プレミア公開をやった感想

どうも係長です。

しくじり企業本編のシャープを前後半にわけてアップしました。今回よりプレミア公開機能で公開してみましたがその感想を述べたいと思います。


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter20 前半 ~シャープ(SHARP)~


【ゆっくり解説】しくじり企業 Chapter20 後半 ~シャープ(SHARP)~

良くない点

  • カウントダウンが長過ぎ。1分以上前からカウントダウンをするのでダレます。
  • プレミア公開だと回線が安定しない。これはその内直ると思いますが固定回線でもラグが生じて止まることもあります。YouTubeでは珍しい現象だと思います。
  • 低評価率が若干増える。1%ぐらい上昇したと思います。コメントを見ると「早く見せろチ○カス野郎!」(誇張気味)みたいなものがありました。動画ができているなら早く見せろというのが多かったです。

良かった点

  • 視聴者さんと一緒に動画を楽しむことが出来たこと。
  • 反応が直に見れる。今まで多くのコメントや高評価をもらっていたのは自覚していたのですが、チャットでリアルタイムで見ると反応が直に見れてる感じがしてうれしいです。
  • どれくらい人が集まっているのかがわかるが嬉しい。
  • チャットを見れる。これが最大のポイントですがチャットを見ながらの動画視聴はニコ動に近いものがあります。スマホやタブレットなどのアプリ経由であればチャットがすぐ下に流れるので、こっちの方が見やすい気がしました。

PC版

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アプリ版(iOS)

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今後について

次回の動画の公開日は金曜の夜22時にするかもしれません。トラフィックが一番多い時間帯だったのと、「平日だと見れない人がいるかな?(社畜脳)」と思ったので土曜日の22時に設定していたのですが、ちょっとそこら辺は考えます。

今後もプレミア公開を中心にするつもりです。理由はやはりみんなで見た方が面白くて一体感があって良いと思ったからです。

「スパチャ欲しさの為か?」みたいなコメントを頂きましたが、プレミア公開はミッドロール広告(動画中の広告)を挟めないっぽいです。なので収入的には減ってると思います(多分)。でもスパチャは嬉しい!

私的には通知画面で予告とわかるようになれば「楽しみだ」というような形に変わるのでは?と思っています。

全ての人が納得する形にはならないですが、ちょっとでも良い形にしようと努力しますので、よろしくお願いします。

 

みんな見に来てくれてありがとー!

やる気が出たぜー

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導入されて間もなくてみんな混乱したかも

しれないが慣れて欲しい!

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         この機能炎上しやすい人使えないよね

         ヒカ○さん、ラファエ○さん、シバ○ーさん

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逆にちょっと見てみたいわ・・・

某YoutuberのBAR運営について

あんまり他人の炎上しているネタについてブログを書くのもあれだったのですが、ちょっと思うところがあってブログにしました。

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ジョーブログのクラウドファンディング

人気旅Youtuberのジョーブログさんが起業家として新たにインフルエンサーが集まるBARを立ち上げることにしました。


借金3000万円⁉︎お店を開業します。バズらな死ぬ!

動画の要点としては600万円を自費で払い新宿に店を借りました。ここでインフルエンサーの集まるBARを開くという内容です。ここでジョーさんはまだ事業計画も固まっておらず、内装も入っていない状況。この動画はバズるというより炎上しました。問題となったのはこのBARの事業資金をクラウドファンディングで募集したことです。

camp-fire.jp

募集資金は3000万円でしたが後日設定金額を2000万円に減額。このクラウドファンディングのリターンとして店のドリンクやサシ飲み、講演会というような内容。金額は下が1,000円、上は50万円、100万円という高額なもの。この高額なものはジョーさんの講演を主催できるというものです。このクラウドファンディングは11月2日時点で1000万円以上を売り上げています。

後日こんな動画も出しておりました。


俺とお店を0から作る仲間を募集します!お店の名前も募集するぜ!!

この動画には店を作る人を募集しますということで、デザイナーや内装業者も募集するというような内容。

クラウドファンディングはどうでもいいです

このクラウドファンディングに関して勝手にすればいいのかな?と思います。クラウドファンディング上ではきちんとリターンを明確にして権利を売ってる(支援)ので問題ないと思います?支援者もその価値に納得して支援をしていますし。ただ私にはこの金額は常軌を逸してるなというのが感想です。

事業計画大丈夫なの?

私が気にしているのはこの無計画な事業運営です。まだ事業計画もできていないのに店を借りています。事業資金を3000万円と設定したあとに後日2000万円と減額しているというところから計画の杜撰さが目立ちます。10月18日に店を借りた動画をアップして「早く内装をいれなきゃやばい」と話していたにも関わらず26日に店のデザイナーや内装業者を募集するというようなことをやっておりますが、可能なのかどうか気になります。

現在人材不足の中で、建設業系は特に深刻状況の中で無料で店一つを改装してくれるのか?という疑問があります。新宿にそこそこの場所であの大きさなので早く店をオープンさせないと資金が溶けていくのではと思います。

事務所の立ち上げも・・・

また、ジョーさんは新たに個人で事務所(オンザロード)を立ち上げるようです。


皆に話さなければいけないことがある。

on-the-road.press

夢を叶えたいインフルエンサーを募集するというような内容でした。どんな感じなのかな?と思いブログとかで詳細を見てみたら、なんとここの事務所のスケジュール管理やメンタル管理をしてくれるマネージャー(裏方)を無償で引き受けてくれるひとを募集しておりました。

『オンザロード』でいう裏方とは、インフルエンサーのスケジュールやメンタルを管理してくれる「マネージャー」のことです。

プロのマネージャーさんをどこかから連れてきて、お願いしてもいいのですが、それでは面白くないので、

マネージャーはオンラインサロンのメンバーから募集しようと思います!

もちろん素人ですからお給料は出ません。

完全にボランティアです。

でも、確実に勉強になることだけはお約束します。

 出展↓

ameblo.jp

個人的の感想ですが、この事務所には入りたくないです。自分のマネジメントを無償でやってもらっても最後まで責任もってやってもらえるか疑問ですし、知識やノウハウ、案件を求めて事務所に入るのに、それが得られないのであれば事務所に入る意味はありません。

色々と手を尽くして最後は支援を求めるというのであればわかるのですが、支援ありきで事業を始めるのは違うと思います。経験や知識、資金がないのに大きなことをやるというのはリスクが大きすぎますし、動画から事業計画も浅いと窺えます。

色んな社長にあったり話を聞いたりしますが、事業をやる上で自身の出資が少ないと失敗する確率が高い気がします。自分の資金で出資している場合、必死さがかなり上がるからです。

これで成功したらインフルエンサー・ジョーすげぇってなりますけど、果たして成功するのか・・・。

 

みんなと一緒に店を作りたいと言ってもちょっと

クラウドファンディングでやるには規模が大きすぎる気がする

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自身でサロンとか持ってるから、

対等な立場での議論が少なそうな気がする。

もっと外部の意見に耳を傾けたほうがいい気もするが

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          会社が傾いたら呼んでください

          ネタにするので

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若者の挑戦をなんだと思ってる・・・

 

まー頑張ってほしいけど、難しいだろうなぁ・・・。

しくじり企業 プレミア公開について

皆さんお久しぶりです。取りあえず生存報告を。

次回のしくじり企業は前後半に別れます。いつものようにYouTubeでの先行配信で2018年10月27日(土)22時公開予定となっております。

youtu.be

今回は最近YouTubeで新しく実装された機能である「プレミア公開」にて公開をします。一部の方は有料会員しか見られないと間違う人がいたようですが、私のチャンネルは有料(メンバーシップ)の設定はしておりません。特に有料化も考えておりません。上の日付になれば見られるようになります。

 

そもそもプレミア公開(Premieres)とは?

簡単に説明しますと、編集済みの動画を通常公開の前にライブ配信できるという機能です。事前に視聴者さんに告知ができるので集客しやすくなります。後はスーパーチャットとかもできるようです。私がこの機能を使った一番の理由としてチャット機能が備わっていることです。

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support.google.com

Youtubeヘルプに載っている説明画像になりますが①のところにチャットが流れます。決められた時間を事前に告知できるのでより多くの人が集まり、チャットで感想やコメントを共有できます。コメントとはまた違った楽しみ方が出来ます。

注意点

注意点としてはチャットはニコニコ動画のように動画上を右から左に流れないのと、プレミア配信中は後追い再生が出来ない、プレミア公開後はコメントが加えられないという点です(閲覧は可能)。要は参加したい方は遅れずにご参加のほどよろしくお願いします。プレミア公開について一番わかりやすかった動画を貼っときます。

なぜプレミア公開機能を使用したか?

以前よりコメントが見たいからニコニコ動画も見るという声が多くありました。しくじり企業は「経営の学び」の要素もある(つもり)のですが、もう少し議論ができれば良いと考えておりました。経営の正解は常に一つではないですし、時代とともに考えも変わるので、視聴者さんの考えも聞きたかったです。なのでこの機能は私にとっては待望の機能だったので、実装と同時に利用に踏み切りました。

告知不足では?

プレミア公開は夏ぐらいからチャンネル登録者が多い人を中心に実装されていたようですが、私のチャンネルにもようやく実装されました。事前に説明をしたかったのですが、実際に予約投稿かけないと機能が実装されているかわからなかった為告知が出来ませんでした。

土曜日の22時という時間帯に設定したのは、私のチャンネルで一番再生回数が多い時間帯の為、皆さんが参加しやすいと思いこの時間に設定しました。できれば是非参加して動画を盛り上げて頂きたいです。当日は私もプレミア公開に参加しますのでよろしくお願いします。好評であれば今後もこの機能を使って配信をしたいと思います。

この盛り上がりでいつかは急上昇とかにも載ってみたい!というのが私の野望です。

 

事前告知できてなくてすみません。

実質的なコメント機能なので是非利用していただきたいです

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他のチャンネルでも利用が増えているようなので

気になる人は見てみるといいかも

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        このチャット機能が進化したら

        ニコニコ動画の存在意義が・・・

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    ・・・・

クリエイター(私)から見たニコニコとYouTubeの違い

どうも係長です。

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先日久しぶりにニコ生をやったところこんな質問を受けました。「ニコニコは復活するのか?」というような感じのコメントを頂きました。それでさらに下記のようなニコ動の敗因を述べた記事も目にしたので今回ちょっとブログにしました。

biz-journal.jp

 

ニコニコの改善

ニコニコ動画はHTML5化、ログイン不要、高画質(1080pw)と他の動画サイトに負けないようなプラットフォームを目指して改善を重ねましたが、いまいち波に乗れていない感じです。2017年は1年間で36万人のプレミア会員が減少しております。これは年間で21.6億円の売上減少となり、このお金はそのまま利益に直結すると言っていいと思います。カドカワ全体の業績はそこまで落ちてはおりませんが、このWebサービス事業が大きく足を引っ張っております。

恐らくこの赤字はカドカワ自身の想定外だったのではないでしょうか?Webサービス事業の今期の営業利益は10億円予想をしておりますが、第1四半期が終了した時点で、△4億円の赤字とここからどのように黒字化にして、赤字分を取り戻して通期で10億円達成するのか見えないです。

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上記の記事では「ニコ動は、“サブカルチャーのためのニッチなメディア”というのが基本スタンスだったはず」とおっしゃっております。これについては概ね同意です。それぞれのサブカルチャーをごっちゃにしたサイトがニコニコ動画というイメージでした。しかし最近のニコニコ動画のランキングはアニメの公式動画が独占しているイメージです。超会議でもユーザー参加というよりユーザーがおまけになってるみたいな印象を受けます。公式のブースが大半を占めていて、何の催し物かわからない印象です。

動画投稿者から見たニコニコ動画

私はニコニコ動画とYoutube同じものを両方アップしております。ただYoutubeに先行配信しております。ニコニコですとエンコードに時間がかかるので、先行しているのもありますが、もう一つ大きな理由が金銭的な部分です。

Youtubeの場合は動画に広告を流して、それをYoutubeと投稿者で分配されます。この単価などはYoutube側に関して「視聴時間」に大きく影響しているようです。伸びる動画はYoutube側の関連動画に大きく影響されるようですが、どうやら高評価や視聴時間の長いものが関連動画に上がりやすいようです。

ニコニコはクリエイター奨励プログラムというもので収入がありますが、この原資はプレミアム会員収入と再生前動画広告の収益で賄われています。その他にはユーザーチャンネルで視聴者から直接お金を得る仕組みもあります。(私はユーザーチャンネルをやっておりません)

私の場合はYoutubeで先行配信して、およそ1週間後ぐらい後にニコニコにも動画を配信しております。この状況で収入を比較するとおよそ本体価格(Youtube)と消費税(ニコニコ)ぐらいの収入差があります。(規約上明言はできないので比較だけ)

私の場合動画が長いのでYoutube側の評価が高いので単価も高いと思われるのですが、相当な開きがある状況です。Youtubeは多くの視聴者がいるので色々と伸びやすいのもあります。

ニコニコの場合は趣味でちょっとお金が入れば儲けもん(それでも嬉しいですが)の感じですが、Youtube側はある程度再生回数を稼げば十分生活できるレベルですし、単独で事業として成り立たせるぐらいの形になっております。なのでYoutuberというような職業も成り立つのです。

しかもYoutube側では多くの指標がありユーザー層、経路、視聴時間など多くの分析項目があるのでより戦略的にできます(やるとはいってない)。対してニコニコは再生回数とマイリスとコメント数のみで、分析はコメントの内容が頼りになる感じなので戦略的にはできません。

Youtubeの場合はクリエイターアカデミーというのがあってYoutubeでどのようにしたら視聴者に訴求できるか、良いチャンネル作りをするにはどうしたらいいかなどの支援があります。ニコニコでそういうの聞いたことないですね。

Youtube creators academy

個人的な見解

私が思う個人的な意見としては角川グループとの合併以降、角川の力も借りて、公式に力を入れて新たなマスメディアの地位を確立しようとして失敗している感じがします。戦略として、一人当たりの売上単価をあげようとユーザーチャンネルなどを独自に始めてますが、個人的にユーザーチャンネルは疑問に思ってます。

ユーザーチャンネルの場合は月額固定なので、なにもしなくても収入になり、クローズなコミュニティを形成します。Youtubeの場合は常に質の高い動画投稿を続けないとすぐに評価が下がり収入も伸び悩むので、より質の高い動画をあげようと研鑽します。ユーザーチャンネルに力を入れることで動画の質が落ちそうでやりたくないなという気持ちです。(時間が作れればありかもしれませんが)

ニコニコの場合はユーザーを囲い込み一人当たりの単価を上げて、ある程度利益が出るようになりましたが、敷居が高いものになって、発展が生まれなくなりました。対してYoutubeの場合は基本無料なのでオープンな環境で、金銭面や教育面を含めてクリエイターを支援してくれてる環境があり評価もされやすいと思っています。

まとめて言うとニコニコはクリエイターへの支援が弱くて、クリエイターが離れていって、かつ新規のクリエイターも増えなくなったという見解です。あとは公式を全面的に押し出している感があるところだと思います。

私個人の話しをすると、ある程度時間をかけて動画を作っているので、お金を貰えたら嬉しいですが、お金だけでやってはいません。やっぱりコメントをつけるとまた違った感じになって面白いので、ニコニコにもアップしています。

ただ私自身、もう趣味だけやるのは年齢的にきついのでニコニコだけのわずかなお小遣い程度の金銭というと、動画の投稿頻度下げざるを得なくなります。逆に、結構お金を貰えるとモチベーションも上がりますし、本業を少なく、あるいは専業で動画に力を入れようと考えられます。あとは動画に対してそれなりの予算を動画製作にかけることが出来ます。そのクリエイターの力の入れ具合が投稿サイドの明暗を分けたのではないでしょうか?

今後ニコニコはVtuberとか生配信に力を入れるようなので、動画投稿サイトとして伸びるとは思えないです。コメントが流れるからニコニコ投稿してるのであって、Youtubeもコメントが流れるのであればニコニコに投稿している意味はなくなります。

 

あくまで両方投稿している私の意見です。

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多くのクリエイターが流出してるし、

今の方針じゃ巻き返すのは難しいだろうな

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ニコニコは「レベル」とか「バッジ」とか「スタンプ」とか

あるけどなんなの?なにがしたいの?

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            う~~~ん

 

あと以前ニコニコのブロマガも使ってましたが、死ぬほど使えなかったです。テキスト書くとフォントを変えるぐらいしかできなかったですし。

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